カテゴリー : 不妊・婦人科の症例集 30代前半 不妊

両卵管閉塞のため体外受精待ちの間に自然妊娠(33歳出産)

概要

両卵管閉塞の診断により、体外受精の不妊治療が計画され、体外受精に向けての身体作りをしていこうとのご希望でした。全身の気虚が明瞭の中、腎虚肝鬱の治療が奏功し、思いがけない自然妊娠の成立。ご本人の丁寧な自宅施灸で、少し不安定な妊娠中も上手に経過され無事に出産となりました。

(この症例の弁証論治→両卵管閉塞、自然妊娠弁証論治
【case:0010】

ご相談内容

『結婚後5年たちますが、自然妊娠しませんでした。病院を受診したところ、両卵管閉塞という診断で体外受精を勧められています。体外受精は費用もかかりますし、私は体力的に耐えられるか不安なので、体外受精に向けて、そしてその後の妊娠出産に向けての身体作りをしていきたいです。

朝が苦手で、食欲もあります。食後に胸焼けがすることがときどきあり、便通が今ひとつすっきりしません。最近生理の出血量が減ったことが気になります。28日型で7日間生理があり、なあなかすっきりと生理が終わりません。』

東洋医学的診立て

病院から、両方の卵管がつまっているために、体外受精をした方がよいというお話しなのですね。年齢もお若いですし、半年をめどに身体作りをするつもりで、周期などのタイミングをみながら、体外受精に挑戦してみるのがいいかと思います。ただ、両卵管閉塞の診断でも、ときに自然妊娠するかたがいらっしゃいます。不妊治療の場合、ある程度の時間軸で計画性をもって進めることはとても大切です。その上で、ラッキーなチャンスがあるかもしれません。一緒に身体づくりをしていきましょう

東洋医学的弁証論治
弁証:気虚 腎虚肝鬱
論治:益気補腎 疏肝理気
治療方針:腎気を補い全身の気虚を救う。肝気をめぐらせ鬱滞を張らす。