カテゴリー : 不妊・婦人科の症例集 20代 不妊

冷え性で自力で生理がこない、体調を整えて自然妊娠(26歳出産)

概要

婦人科で高プロラクチン血症、自力で生理がこないなどの治療をしていましたが、体調そのものが悪い状態でした。通院をやめ体調を整えることに専念したところ1年ほどで自然妊娠、出産となりました。

(この症例の弁証論治→赤ちゃんが欲しい弁証論治—自力で生理がこない、不妊、体調を整え自然妊娠
【case:0057】

ご相談内容

『2年ほど前から冷え性がとても強くなりました。手足がひどく冷たく、感覚がない感じがします。生理も自力ではこないため、婦人科に通院中です。高プロラクチン血症やホルモンの状態が悪いと言うことで薬を飲んでいますが、体調そのものが悪く、辛いです。

早く妊娠したいと思っています、どうしたらいいでしょうか?』

東洋医学的診立て

妊娠したいというご希望と、体調そのものが悪くて日々が辛いということですね。とてもよくわかります。

お話しを伺い、お身体を拝見しますと、全身のパワー不足(気虚)の状態が根深いように思えます。生理が来ると言うことは全身の余力です。余力がないために、生殖機能までを充分に整えることができないのでしょう。

胃腸の力不足、土台の力(腎気)の不足によって、全身の気虚が引き起こされ生理の不順、女子胞力(子宮の生命力)の不足を引き起こしていますから、急がば回れで、まず体調を整えていくことにしましょう。お若いのですからあせらず、少しずつ体力を回復させ、生理の問題も解決していくようにしていきましょうね。

東洋医学的診立て
弁証:気虚 腎陽虚
論治:健脾温腎
治療方針:脾気をたて、腎気を温陽し身体を温める力をつけていくこと、 そして、気虚を解決し、衝任脉を健やかにしていくことを目標とする。