『メール遠隔不妊大作戦!』はじまります!
3年ほど前に、初診にいらっしゃり、無事に鍼灸治療にて妊娠、出産された方がいらっしゃいました。(症例→32歳、排卵障害でもステップアップはしない)【case0124】
32歳という年齢的には若く、早めの妊娠希望でしたが、排卵障害が強く病院にてタイミング指導などを受けるもののなかなか妊娠しない。その上に、ご主人がステップアップに対して『そこまでしなくてもいいんじゃないの?』という一貫した態度で、不妊治療に行き詰まっておられました。
この第一子の妊娠は、東洋医学的不妊カウンセリングと数回の不妊治療であっさりと解決しました。これは結局のところ、排卵障害などが問題ではなく、ストレスによって身体の緊張が強くなり、卵管采などが上手く動かないという状況などが生じたための不妊ではなかったのかなと思います。
そして3年後、再びNさんからのご相談がありました。
今回はメールでした。私は基本的にメールでの具体的な不妊カウンセリングは行っておりません。それは、やはりお身体を拝見して直接お話しを伺わなければ情報不足で、不妊カウンセリングに一番大切な、「ご本人以外の視点からの情報集め」が出来ないからです。カウンセリングで一番大切なのは他社の視点です。この欠落はやはりあまりにも大きいので、基本的には面談を必要とさせていただいております。
今回は、第一子の時に出産まで一緒におつきあいさせていただいたこと。現時点で海外在住のため通院が不可能なことという二点を考慮し、お返事できる範囲は限られるかも知れませんがということを前提としながらも、『メール遠隔不妊大作戦』をスタートすることになりました。
ご本人から、情報シェアの許可を頂いておりますので、個人情報に配慮させていただきつつ、メールの内容を再編集して掲載させていただきます。ご参考まで。海外の不妊治療事情、妊娠検診事情などが出てきます。面白いですよ!