カテゴリー : 不妊・婦人科の症例集 30代前半 不妊 ストレス・精神症状 一般の症例集

落ち込みやすく疲れやすい、気力を充実させたい(33歳出産)

治療経過

初診から8ヶ月後
 体力がついてきたと思う、寝込むことが減ってきた

10ヶ月後
 そろそろ不妊治療を再開してみようという気持ちになった

12ヶ月後
 不妊治療を始めたら、生理痛や腰痛がひどくなっている
 めまいやほてりも出現
 →それでも、それほど気にせず治療を進めることが出来ている

24ヶ月後 
 体外受精にステップアップ
 不妊治療のホルモン剤などで体調悪化。それでも、治療を進めていけている。
 1回目の採卵→移植 妊娠出来ず

30ヶ月後
 2回目の採卵→良好胚が多数凍結出来た

32ヶ月後
 移植、無事に妊娠、出産

あとがき

真面目な人は、身体を壊すときもまじめさ故に大きく壊すことにつながりがちです。

この症例の方は結婚をきっかけに、体調がかなり回復でき、また鍼灸治療の取り組みも、腰をすえて、じっくりと出来たことで、安定した心身となりました。

体調が回復したことにより不妊治療は比較的スムーズにすすみ、赤ちゃんがお二人にやってきてくれました。ご本人の、『自分が母親になれたなんて、未だに信じられない気持ちです』という素直なお言葉は、彼女らしさと、それまでの苦労の道のりを思わせました。よかったねと私も安心しました。