糖質制限は痩せるのか?

『糖質制限ダイエット』などという言葉を聞きます。

うーーん?炭水化物を食べないと痩せる???。
インシュリンがでないと痩せる??

謎に包まれていましたが、『栄養データはこう読む!』佐々木敏著にありました!
やはり流石の佐々木先生。
そこにある結論です。

『体重の増減はエネルギー(カロリー)摂取量の問題であって、糖質か否かは本質ではないようです』

とのこと。つまり糖質制限してもカロリーが多ければ痩せないという当たり前の結論です。

ただ、当たり前の結論ですが、佐々木先生は、それを導き出す手順について詳しく書かれています(知りたい人は本を読んでね)。

私が、思うのは、『太っている人は炭水化物が好き』ということです。これは食事記録を沢山拝見していて感じることです。

また炭水化物は暖かいと美味しい(早食い)、一品で食事が完成(沢山食べられる)などという、太りやすい要素満載。これが好きなら太るよねえ・・・ということがよくわかります。
太っている人の食事記録をみながら、炭水化物を減らすようにアドバイスし、そのうえで、食事バランスガイドに従ったお食事を提案します。すると結果的に痩せるのは、
1)炭水化物を減らす
2)野菜や主菜であるタンパク質は、炭水化物ほどスルスル食べられない
3)結果として総トータルカロリー(エネルギー)が減少
4)痩せる
という流れです。
ラーメンライスから、炭水化物を抜き、食事バランスガイドに従いましょうというアドバイスを実行すると。

ラーメンライス

ラーメン→スープ、具(チャーシュー、野菜、わかめ) 主食

御飯1膳、もやし野菜炒め チャーシュー2枚、ワカメサラダ

こうすれば、バランスもよいし、ゆっくり食べられる、主菜も副菜も主食もとれます。
そして結果として総トータルカロリーが少なければ痩せます。
糖質制限をこんな風に考えて頂けたら、バランスのよい食事に変身!