溝口先生の講演 栄養療法から学ぶこと

溝口先生の講演 栄養療法から学ぶこと2017/01/26
先日、栄養療法専門クリニックとして有名な溝口徹先生の講演に行ってきました。
Man is what he eat そして

man eats what he is
まさしく、その人のあり方は食べ物でわかるということに非常に納得しました。
今は食の情報があふれています。

そして選ぶことも簡単にできます。
そういった時代だからこその、食の偏り、ゆがみ、問題がおこるのではないかと思うことが多くあります。
私自身も含めて、

食について、乱暴になってはいないか。

食について、思い込みが強すぎはしないか。
食そのものを取り出し、○○によいという発想から、人間そのものを理解し、その人を作っている食を理解していきたいなあという思いから、食についての理解を深めたいという思いにかられました。
私は食に興味があり、食べることは大好きです。

ただ、料理は下手と長年思っていました。

この料理は下手は、単に食に対して乱暴であったからではないかと思い始めています。

時間がない、知識が不足、などなど言い訳で食に対してやり過ごしていたのでは

ないかと思うのです。
森のイスキアで有名な佐藤初音さん

私の心の中に、一枚の写真がいつも風景としてありました。

先日、ある方から、初音さんのオニギリがおいしかったんだよというお話しを伺い、

改めて検索をしたところ、2016年に2月に94歳で生涯を閉じられたことを知りました。

私の中の佐藤さんのお姿。森とおにぎり。食からの心を救う活動は、

ほんの数枚の写真と短い文章だったのに、私の心の中にいつも引っかかって

いました。

きっと、『食はいのち』という森のイスキアからのメッセージが

私の心にすとんと落ち、染みて、広がっていったのかと感じています。
一件、森のイスキアと、栄養療法は真逆のような感じです。

でも、私には同じに感じられます。なぜ同じと感じるのか、今の私には判然としません。

少し学びを深くしながら、歩んでいきたいと思います。