頭のてっぺんにある、百会GV20

百会という経穴があります。
頭のてっぺんに属しています。

体操をするときなども、頭のてっぺんが引っ張られるように意識をしてという言葉で
立ち姿を誘導されることが多いかと思います。

私の臨床常用経穴の一つです。

百会(ひゃくえ)
三陽五会といわれ、足の太陽膀胱、手の少陽三焦、足の少陽三焦、足の厥陰肝、督脉という流れが合わさる(会う)場所といわれています。


また、空間的に一番上にあります。つまり身体という一つの場の頂点にあるわけです。
空間がゆれたときの調整や空間そのものの調整にこの百会を使ったりします。

実際の臨床で、何を使うかというあたりは、私は、ここがぶよぶよか、突っ張っているかで使い方を考えます。また、ぐっと熱感がある場合も調整。

ぶよぶよならばお灸、突っ張っていたり熱感がある場合は鍼を使います。

noteから:
中風七穴の筆頭
脳血管障害、その後遺症(半身不随、言語障害、てんかん、自律神経失調症)
不眠