「人生を応援、東洋医学で人を診る」
私の治療院で一番の手眼をおいていることは、「診る」ことです。
ご自身でお感じになる不調は、「ご自身が感じうる不調」です。
痛みが中心になり、日々をあゆむことの困難がその中心課題だと思います。
これは、たとえば、身体的な問題であれば”肩が痛い”ということであったり、精神的な問題であれば、”気持ちが沈む、不安感がつよい”ということであったりもします。
病院へいったり、鍼灸や整体などの治療を受けに行くと、このご自身でお感じになる不調である「主訴」に対応した治療となるかと思います。
それはそれでよいとは思います、大事なことでもあります。
しかしながら、もう一歩引いて、この目の前の患者さんにとって、何が中心の課題なのか?どういったことがこの方の人生を応援していくことなのか?ということをいつも私は考えています。
肩の痛みであったのならば、まず整形外科を受診して、大きな疾患ではないかの除外診断をしていただいたり、コスパの良い保険診療で対応出来る範囲であるのならば、その方が良いのではないかと考えます。
また、不妊治療であれば、現時点で東洋医学的な課題を中心にすべきか、とりあえずまず西洋医学的な一般検査を優先すべきなのか、高度生殖医療に一刻も早く舵を切るべきかを第一に考えた上で進むべきだと思うのです。
ここで大切になるのが、「診る」ことなのです。
その方にとっての、優先順位を客観的な立場から診て、考える。
そのうえで、現代をいきる私たちがとりうる選択肢を考えて、前に進める。
このことを中心においた、あなたの人生に寄り添う場処でありたいと
願っています。