歯のトラブル:「これから抜きます」、顎がガクッ。

歯のトラブルは多いですね。

私もむかーーーし、乳子の頃非常に歯が悪く、

当時住んでいた名古屋でライオン子供歯科という子供専門の歯医者さん

(大人の歯医者さんには、うちでは無理と言われてしまった、トホホ)

椅子には固定ベルトがあって、有無をいわさずがっちりベルトされて

治療してもらいます。

ひえーー

あまりにも暴れる子供は網に入れられるという

”絶対に歯科治療をするぞ”という気合いが伝わってくる

歯医者さんです。

おかげで、歯並びがよいです

子供の頃は、歯医者さん帰りに食べさせてもらった

ソフトクリームの思いでしかありません。

子供ってそんなもんか(^^ゞ

さて

とある日の午後、これから(2時間半後)歯を抜きますという30代前半の患者さん。

いままで、歯を抜いた、治療したというあとの治療は多く手がけてきました。

案外好評で、その場で「よくなった」ということが多いことを経験しています。

さて、これから抜く。

なんで?と伺うと、将来の妊娠にそなえてとのこと。歯科医に今のうちに抜いておきましょうと勧められたとのこと。ですので、現時点での痛み、炎症はなし。

右下8番ということなので、見せていただくと、ちゃんと上を向いて生えているので

まあそんなに大変じゃないかと一安心。

口をあけたときに、がくっとなること、口の空きがあまりよくないことに気がついたので、

右聴会に1,右の首筋に2,左の首筋に1個パイオネックス。

これで、がくっとなる感じがへり、口の空きがよくなりました。

1)右合谷、右手三里鍼してミニ灸

左太衝、三陰交、右足三里

2)肺兪ミニ灸

3)左胃兪、左三焦兪、腎兪、次髎

歯を抜き終わったら、右の合谷と曲池にパイオネックスを歯ってねと指示。

翌々日に、メールがきました。

「先日は、親知らずの抜歯をすることを先生にお話ししましたら、特別なケアをしてくださりどうもありがとうございました。

おかげさまで、ほとんど痛みもなく終了し、抜歯後の苦痛も全くなく過ごすことができました。」

とのことで、一安心。

弱った場処を補って、そのあと熱を末端に引くということを考えました。

まあ、この鍼灸治療を受けなくても、スムーズな抜歯でさほど問題のない経過だったのかもしれません。

それはわかんないですねえ。

まあ、とにかくよかったので二重丸。

 

これは、合谷。歯痛に効くと有名です。