食の情報を知りたい:栄養の歴史から①

現代は沢山の情報にあふれています。
とくに「食べ物」情報は、美味しい情報や、珍しい情報。そして売りたい人からの情報、健康に役立つ観点からの情報、痩せる、太るための体型のための情報など、いろいろな角度からなされています。

日本には、「日本人の食事摂取基準」という情報提供が厚生労働省からなされています。
5年ごとの改訂で、エビデンスに基づく情報です。

日本人の食事摂取基準
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000056112.html

この情報の確かさをみていくと、「栄養や食事」に対する決めごとというのは、私たちの歴史を踏まえ、今後を考えていくものであるということを感じます。5年ごとに改訂していくという姿勢があるんですよね。

よく、「昔はこんな食生活だったら、よかった」という回帰的な序文と共に食の情報提供がなされることがあります。そんなときにいつも思うのは、その時の社会全体のありよう、栄養がもたらした影響などの観点が織り込んであるのかという疑問です。

昔は粗食だからよかった。いったい粗食のどんな観点が、どのようによかったのか。私には疑問を持つことが多いです。明らかに平均寿命は現代の方が長いですからね。
ただし、この平均寿命の話は、乳幼児の死亡率の大幅な低下ということが大きく影響しています。ですので、いまと昔を単純に比べることはできません。このことを差し引いても、40歳の平均余命においてかなり差があるということはどう考えるのかといった感じでしょうかね。

江戸はみんな30歳で死んじゃうの?
https://note.com/jyaga0716/n/n3210d2b5c84b

私の楽しいお昼ご飯です。
ポケGOをしたり、YouTubeの動画をみたり、一人ワクワクのお昼タイムです。
そして同時に夕飯の仕込み、家事のこなしもする時間です。