子供が欲しいというシンプルな希望。
二人目不妊の方の場合は、「この子がいるから兄弟が欲しいんです」というご希望をおっしゃる方が多いです。
不妊治療をなさる方に候うと、ご自身も兄弟が少なかったり、またそのご兄弟にもお子さんがいらっしゃらない。つまり、第一子には周りに同年代の親戚がいないという状況の方が多いように思います。
また、親となるご自身が40歳前後であれば、その子供が成人し、子供を授かる年齢になるころには自分は70歳を越えます。成人してからの問題を相談し合える兄弟が欲しいというのは、親として当たり前の望みなのでしょう。
この症例の方は、一人目を30代後半で授かり、その後二人目への挑戦をなさっています。しかしながら、子育ての疲労や年齢要因などが重なりなかなか前に進まないという状況。二人目不妊ならではの課題に直面されていました。
この困難な状況の中、丁寧で地道な努力のおかげで、無事に妊娠、出産されました。兄弟二人、本当によかったなあと思います。
人は社会の中で育ちますね、兄弟姉妹。子供ならではの楽しい関係が生まれそうですね。
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■20回以上の採卵周期、二人目出産(44歳出産)