食事、気がついてはいるけれど・・・・

食事、気がついてはいるけど・・・・。

食事の大事さは多くの人が説かれています。

そしてあれがいい、これがいいの情報も一杯ありますよね。

ただ、食事は、単に食べ物を食べて栄養摂取をするだけという

行為ではないと私は思っています。

食事は、その人の文化です。

生まれてきて、お母さん、お父さんと過ごす時代があって、

給食や、みんなで食べる時間があり、

人生の試練葛藤の時にも

食べたご飯があって、

救われた食べ物

気持ちがほっとした食べ物。

力を貸してくれた食べ物

涙を拭ってくれた食べ物などがあると思います。

また、ある指導的な食事のやり方を取っていた方は

『偏食じゃないのかなあ、栄養が偏っていないのかしら』と思いつつも

病院での血液検査でコレステロール値がLOWなのに、

指導者から『気にしなくて良い』といわれましたとある方が仰りました。

ほとんど肉や魚卵はとらず、野菜や大豆での食生活でした。

この状態で、困ったことがなければそれはそれでよいのでしょう。

この方は長らくの不妊症で悩んでいらっしゃりました。

肉や卵をとらないほうがよりヘルシーでよいと思っていたのです。

この方は非常に皮膚が薄く、お灸をしてもすぐに火傷ができてしまっています。

うーーーんと唸って

『野菜炒めに、肉はいれないの??』と伺うと、

『ちょっとは入れるんですけど、主人が全部食べちゃうんで・・・』

あらら。

男性の方が、食事に関しては頭で考えず、身体が欲するものを食べるんだなと

感じます。

とりあえず、あなたも一緒に食べられるお肉の量を野菜炒めにいれてみたら?という

ところからはじめました。

少しずつ、食事に対する拘りがとれ、

ご自身の身体に自身が持てるようになっていったと思います。

体格も小さく、BMIも痩せの分類であっても、

『これ以上太りたくない』『身体が重い』とおっしゃる方もいらっしゃります。

これは実際に体重が重いから身体が重いのでしょうか?

胃袋の容量の問題もありますね。

炊飯器が1合炊きの小さなものから、10升炊きの大きなお釜までいろいろな

炊飯器があります。

一合炊きであるのならば、少量頻回。

キャパをあげていく努力も必要です。

食事は今まであなたが歩いてきた文化、そしてとりあえず使いやすい方法です。

変えるのは勇気がいるし、難しい。

でも、変わると大きいですよ!

写真は巨大生物律子!

ガチ偏食のとんでもない生き物だけど、28本ある歯で好きなものをガッツリ食べてますよ!