冷えが気になる、冷え性という訴え

冷えが気になる、冷え性という訴えは多くあります。

一番始めにきりわけなければならいのは、本当に冷え性なのか、ストレスタイプなのかという二つ。
そしてその上に、生活習慣や、冷えの入り込みの状況などです。

本当の冷え性というのは、身体を暖め養う力そのものが弱いタイプ
ストレスタイプは、気の滞りが大きく巡りが悪いために冷えているタイプ

生活習慣は、冷えを呼び込む生活習慣です。クーラー、シャワーだけの生活、冷飲食等などがあげられますね。
そして冷えの入り込み(風邪の内陥)お大きな問題です。

上記4点はなかなかくっきりと切り分けることはできませんが、問題解決のためには
何が問題であるのかを意識する必要があります。
また、冷えの入り込み(風邪の内陥)は生命に大きな負担となります。
ご本人が風邪を引いているという自覚がなくても、冷えが身体の奥底にすみついて
いつも負担になっているわけです。

この症例でも、冷えの入り込みである風邪の内陥、そして冷えを呼び込み生活習慣があり、
体調が悪化していました。風邪の内陥を取り去り、身体を温め養っていくという
シンプルな治療で体調が好転。不妊治療ではステップアップがスムーズに進みました。

冷えはあれこれの対策がのべられますが、その方に取っては何が問題になっているのかという
点を少し明確にして取り組むのが吉だと思います。

主訴冷え症、そろそろステップアップを出産妊娠