代理母出産で子供を授かりましたー丸岡いずみさんの記事

代理母出産で子供を授かりましたー丸岡いずみさんの記事

もの凄く空くスピードが速くて驚くのですが、この婦人公論は1月23日発行で私は1月28日に手にしました。

この記事の中で代理母出産にいたった丸岡いずみさんが手記をよせています。
そして、1月23日発行号でありますが、1月3日に生まれたお子さんをだくお二人の写真ものっています。うーんスピード速すぎませんかねえ。急がなくてもいいのに。ゆっくりでいいのになどと思いながらも、おふたりのほっとされている笑顔は心にしみていきます。よかったねえ。がんばったね。

ところで、この代理母や、卵子提供と言った流れは、5,6年前ぐらい前までぐらいでしょうか。
ときに耳にする話題でした。やはり不妊治療で授からないというときに、すうっと情報として入り込んでくるのか。

以前はタイで盛んにこういったことも行われていた経緯もありますが、2014年でしたでしょうか。
大きな事件があり、タイでの生殖医療ツアーが大きく制限されましたね。それは、2014年の8月にニュースで報道された、バンコクでの代理出産。父親は光通信創業者の長男ということで、すでに数人の乳幼児が見つかりと言う話です。このあとタイでは急速に代理母やそのほか生殖医療についての制限が大きくかかりました。この事件がこの流れを大きく加速されたといわれています。まあ確かにそれまではタイでの体外受精の治療や卵子提供、また日本から凍結胚を持っていってという話を私でも聞くことがありましたから、かなり一般的なところまでは広がっていたのかも知れませんね。

また、代理母というのは、自分の卵子ではない卵子を引き受けて出産するわけです。
逆に言えば卵子提供を受けての出産。これは、卵子提供による出産のリスクについての報道をみることができます。

朝日デジタルの2013年7月15日の記事です:
出産までの経過が分かった100件のうち、重い健康影響を伴うものは68件(68%)にのぼった。具体的な影響を複数回答で聞くと、脳出血などの危険が高まる妊娠高血圧症候群が27件、切迫早産22件、出産後も胎盤がはがれない癒着胎盤が9件、大量出血の危険がある前置胎盤が8件だった。生まれた子どもの体重が2500グラム未満の低出生体重児も44件あった。

もう一つ、代理母で印象的に思い出すのは、諏訪マタニティークリニックの先生が不妊カウンセリング学会で講演なさっているときに、代理母の話をされていました。代理母は姉妹におねがいしていたが、(注:日本では禁止です)出産後、産んだ母親が、自分の子供だとして離さないと言うトラブルがおこったので、代理母はご自身の母親にしてもらっている。これはテレビで松坂慶子さんがドラマで演じていました(タイトルが思い出せませんうーん)。私が驚いたのは、閉経しているお母さんでも産めるんだ!と言う事実。まあそうなんですよね。

一番考えなければならないのは、生まれた子供のこと。赤ちゃんにとっては自分で選んだ出自ではありません。
どういう対応がよいのか、かんがえていかなければなりませんね。

代理母、婦人公論で、1月3日に生まれたという赤ちゃんを抱くご夫婦の写真がのっています。この写真をみて、よかったねえと思わない人はいないでしょう。本当に赤ちゃんをのぞんで、のぞんで、ここまで二人でがんばってこられたんですねえ。

手記そのものについての感想はまた後日。