月別アーカイブ: 2020年12月

人間の肉体と精神。生きる意思と、肉体という器

人間の肉体と精神。生きる意思と、肉体という器

とある芸術家の方、
ご自身の才能を存分にいかして、
今のコロナの世の中もいきていらっしゃります。

ご自身の突き動かされる情熱を、そのままご自身の才能に

のせて表現する。

そのありように、美しさを思います。

人間を観察していると、人間には二つの部分があると思います。

一つは人間としての生きる意思をもち社会と共に生きている部分。

そしてもう一つは生き物として、食べ、呼吸し、消化し自分の血肉として生きるぶ分。

この芸術家の方は、前者である、

人間としての生きる意思を輝かせ、
その社会的使命や芸術性などを発揮し、
人々を感動させる芸術をつくりあげ、

なにものかに授けられた使命に突き動かされる日々をすごしていらっしゃります。

生命力がその 「人間としての生きる意思」 中心に注がれているのが
よくわかります。

とても美しい、人としての生き様です。

そして人間ですから、当たり前に生き物としての側面もあります。

この生き物としての側面は、ちょっとだけおろそかにされているなと感じます。

あまりにも授けられた才能と生きる意思を中心とした側面が
強いので、ご自分の身体にまわる養いが行き渡らない感じです。

このご年齢ならばこのぐらいという生命の厚みがあります。

しかしながら、皮膚が薄く、底力の不足を感じます。

動物のように、食べ、呼吸し、消化し、
自分の血肉となり日々を生きている部分を充実させる必要があります。

つまり、少し社会的な使命ばかりに行きがちな意識を、
自分自身の中心においてあげることがもう少し必要なのです。

社会の中で生きていく私たちは、
その使命によって導かれ、人生を歩んでいきます。

それはとても美しいのです。

誰かのために生きる。

それもとても美しいし、人間が社会を構成し、

皆で生きていく生き物であると言うことだと思います。

人生を歩むには、入れ物である身体はとても大切です。

自分自身の身体のこともときにいたわり、
かわいがり、ともに私の意思と、私の身体が、

たのしく人生を歩んでいけたらいいなあって思います。

一人の人間として、社会と調和して、明日を生きる。

よい年をお迎えください。

来年は楽しく、自由に羽ばたける年になりますように!

 

写真は昨日、小田原厚木道路からのぞむ富士山です。

0010:両卵管閉塞の診断からの自然妊娠①(総論)

両卵管閉塞の診断を受けていた方ですが、無事の自然妊娠に至った症例です。ざっくりまとめてみますね。

詳しい症例はこちらです。

相談:結婚して5年たっても妊娠しないので、病院を受診しましたら、両卵管閉塞という診断でした。これから体外受精の予定です。今後の妊娠、出産に向けてカラダ作りをしたいと思っています。

状況:26歳で結婚するもずっと妊娠しない状況。半年ほど前に婦人科受診。
地元の御殿場での病院で卵管閉塞を指摘され、大学病院でセカンドオピニオンで受診。
両卵管閉塞と診断され、体外受精をする予定。

半年前に卵管造影検査を受けてから、右下腹部が冷たい感じが時々起こるようになってしまった。
病院では心配ないとは言われている。

BMI18.03 痩せ。夏は苦手で立ちくらみが多い。ふくらはぎがいつもだるい。寝つきが悪く寝起きも悪い。生理前の一週間ぐらいから下腹が痛く生理時は薬がないと辛い。

方針:全身の生命力不足が明瞭。またストレス状態が強く気血の巡りも悪いので、生命力を補いつつ、下腹を中心に疏通させ巡りをよくしていく。

ご本人へのアドバイス:

体外受精という明確な方針も決まり、妊娠に向けての身体作りをしたいとのご希望ですね。

体重も痩せ気味で、もともと全体に体力がなく、気虚という全身の生命力が不足している状態です。全身の力不足は気血のめぐりを悪くして、阻滞し痛みなどの原因となったり、妊娠を妨げる要因ともなります。

治療では臍下丹田を中心とした生命力をあげることを第一として、そのうえで、気血のめぐりをよくするように治療していきます。

ご自身の生活の中では、とくに胃腸の状態を健やかにし、食物からのパワーをしっかりと受け止められるように、間食などはやめていただき、規則正しい食生活を心がけてください。体重を増やすことも重要で、BMIが19を越えると自然妊娠する方も多いですよ。

また、足三里など毎日の自宅でのお灸もおすすめします。頑張ってみてください。

経過:初診から5ヶ月後、体調がよくなったところで思いがけずの自然妊娠!

自然妊娠後10週まではホルモン値も悪く、いつ流産してもおかしくないという状況。鍼灸治療の頻度をあげ乗り越える。無事に自然分娩にて元気なベビちゃんを出産。

結果:両卵管閉塞の診断を受けながらも、自然妊娠ー出産

あとがき:

体外受精の準備をということでしたが、カラダ作りを着実に進める中で、ラッキーなことに自然妊娠と成り、無事にご出産なさいました。

両卵管閉塞という診断の方は、ときにこのように自然妊娠される方がいらっしゃいます。卵管造影などのときに緊張したり、また普段もこのような緊張から妊娠が成立し難くなっているのではないかとも思われます。

気持ちに余裕ができ、体力がつき、腰骨盤内の血流がよくなり、無事の妊娠成立となったのではないかと思われます。

治療院では、お灸の印を毎回治療の度に身体をみながらつけていきます。この方はそのポイントを、丁寧に、丁寧に、棒灸で身体の中心を暖めるような気持ちで養い育てていかれました。こういったことが本当に『効く』のだなあと私も実感しました。

妊娠中も、少し不安定で硬くなることが多いお腹でしたが、この棒灸の威力で無事に乗り越えられました。

よかったですねえ。

 

イカがジャンプ! 煮付けうまし!

魚屋さんの店頭でいつも思うのは、

「もっと魚の調理技術があったら・・・・」

で、迷っていると、魚たけさんのお兄さんが

料亭の味!と教えてくださった一品です。

1:イカを一分間油をいれないでから煎り

取り出しておく、水は捨てる

2:酒、砂糖、醤油を一煮立ち。イカをいれて2分煮る

3:みりんで溶いた片栗粉をいれて30秒

 

おいしーいイカの煮付けができました(^^)

さて、このあと事件が!

出来上がったイカの煮付けの前で娘と大げんか!

でも、喧嘩のテーマはすでに忘れ去っております。

すると、

冷蔵庫の上(暖かい)の上で寝ていたテマリちゃん(保護猫歴アリ)がビックリして飛び降りイカのお皿をひっくり返し。

5匹いたイカの中で2匹がジャンプ。

あーーーと思っていると、

うちのユタキチ旦那のご帰宅。

事件を目撃したユタキチ君

「ジャンプしたイカ、おれは食べるのヤダ!!!!!」と

娘と私は途端に一致団結し

「なにいってんの3秒ルール!!」

ぎゃーぎゃーいうユタキチ君に

「私たちが食べるから文句ないでしょ!」と。

かくして、ジャンプしてお皿から一度外の世界に出たイカを食べた私と娘ですが3日たってもお腹は元気です!

美味しイカ!

今後はイカの前での喧嘩はやめとこっと。

自分の話ばかりするかまってちゃん。かまってあげよう!

自分の話ばかりするかまってちゃん。かまってあげよう!

ときどき、嫌われる人の要素で、自分の話ばかりする人ということがあげられます。

まあ、コミュニケーションの取り方として、二重丸!とされるのは
「人の話を聞く」ということです。

上手に聞くのがまず基本ということで、それは納得です。

人の話を聞くのが上手なコミュニケーションだとすれば、自分の話ばかりする人が
嫌われるっていうのも、わかりやすいですねえ。

それにしても、面白いなあと思うのです>自分の話ばかりする人。

全体の場があるのに、その場の状況を読めず、

自分の話ばかりしてしまうというその人の状況に興味がわいちゃいますねえ。

いやいや、胸に手を当てて、考えれば、私だってそのひとりです。

要介護老人のうちの律子。
これがまあ、自分の話ばかりします。

少し驚くばかり。

定例で電話を毎日もらうのですが、唐突に始まる自分の話です。

自分という器が老いて小さくなっていくときに、
自分のことで精一杯という状況になり、
自分の話ばかりするということなのかなと
理解できます。
りっちゃん精一杯なんだなあと。

たぶん、これが自分の話ばかりする人の基本原則なのでしょう。
自分のことで精一杯なのです。

もう少し若い年代の自分の話ばかりする人の場合は、

☆:承認欲求

これにつきるのではないでしょうかねえ。
理解して欲しい、認められたい、本当の自分を知って欲しい。

根底に、相手の承認を求めているので、延々と続くわけです。

自分を認めるのは自分しかないということに気がつくときに
自分のことばかり話をする自分からの卒業なんでしょうかねえ。
なんか、私自身も気をつけなくてはと胸がチクチクします(^_^;)。

相手にこの承認欲求を満たしてもらおうとすると、
逆に嫌われてしまいますから、ここは気がつかないといけない
ポイントですね。

老人、律子の自分の話ばかりするも、まあいってみれば、

「弱い自分」
「かわいそうな自分」
「老人な自分」

を認めて、もっと構ってもらいたいわけですから、
もうしょうがないので、できるだけ構ってあげよう!と思っています。
まあ、できるだけね(^_^;)
出来る範囲でね

わははは

東洋医学の体力貯金④  陰維脈 胃腸の力

3)陰維ワールド

さて、陰陽の『維脉』維脉の維には「つなぐ、網」などの意味があります。つまり全身の陽気をつないでラップするような役割と、全身の陰気をつないでいきます。大きな枠での陰気陽気のくくりは生命そのものを維持させるということにもつながっていきます。

陰維ワールドの描く世界

陰維脈の描く世界は、いうなれば胃腸の力です。衝脈という生命力がしたから突き上げる絡脉と一対二なりひとつの経絡をつくっています。面白いのは総穴、心と胃腸は一体でありことがわかります。

陰維の総穴であり、心包の絡穴でもある内関が陰維脈を代表する脈です。胃腸や心に関係する脈なのに手にあるところが面白いですね。手というものの位置関係が面白さを増します。

これは中村歯科医院さん(http://4618nakamura-dental.com/info/あなたの握力はどのくらいですか?/)のサイトで紹介されていた握力と噛む力そして健康に関するデータです。

手の力は噛むという胃腸の力に関係性があり、それらが新血管疾患のリスク、心筋梗塞のリスク、脳卒中のリスクとの関係があるというのも面白いですよね。胃腸の力、噛む力、それが手の力と関係するんです。

さて、陰維ワールド。宋穴は内関PC6であり、郄穴は築賓KI9です。
郄とは間隙(かんげき、すきま)のことです。かく経絡の経気が深く集まる部位とされています。ちなみに、陰維の郄穴である築賓の主治は解毒、疝気(せんき、下腹の痛み)、脚気とされています。鍼灸としては解毒穴で有名ですね。郄穴は内臓疾患に対して疼痛緩和の作用が気滞Sれます。やはり築賓も陰維脈を流れる経絡部位の疼痛緩和に役立つと考えて良さそうですね。

この陰維ワールドと関係が深いのが衝脈です。衝脈の宋穴は公孫。足の太陰です。手の厥陰心包の子午は足の陽明その裏の足太陰の脾にあるわけです。内関ー公孫というと奇経八脉をツナグ経穴として有名ですが、この内関ー公孫は陰維と衝脈を結ぶと言う意味でも裏を建てていく非常に重要なポイントにもなりますね。衝脈についてはのちほど。