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ものもらい、口内炎などなどに使えるツボ

指を顔と見立てて、ツボを配置

親指を顔に見立てる感じで、目や口などの『熱』症状。
口内炎やものもらいなど、東洋医学の世界ではちょっとした熱とりに
使える経穴です。

これが面白いように効きます。

まあソノバシノギなんですが、

そのばしのぎが大事なこともありますね。

 

 

 

この顔の絵のように当てはめます。

ものもらいにも、この目の位置をあてはめて、チョンチョンってのが効きます。

この図の目の位置が、大骨空という経穴になります。

■ 大骨空(だいこつくう)

場所
母指(親指)の背側正中線上、母指節間関節横紋の中央 に取る。

効果・適応

  • 目の疾患(特に目のかすみ、内障、ものもらいなど)
  • 眼精疲労
  • 鼻血などの顔面部のトラブルにも応用されることがある

親指を顔に見立てた場合、大骨空は「目」に対応します。

対になる経穴で小骨空(手の小指側、遠位指節間関節横紋の中央 )というのもあり、とくに目に使うことが多いようですね。

使い方ですが、指で押すのもよいのですが、鉛筆の黒い芯でチョンチョンとつつくのもよく効きますよ(^^)。炭と粘土でできているので、冷ます効果があるようですね。

 

ものもらいの特効穴:澤田流二間

 

ものもらいには、澤田流二間というツボも有名で、ここはお灸をします。
ここもまたすごく効きます。

ここはお灸です。私はこれにウソ穴を組み合わせちゃいます。

二間 三間(LI3) ものもらい

 

 

 

 

 

 

ものもらいならば、こっちにお灸かな(^^)。
いろいろな、そのばしのぎに効くツボがあって、東洋医学の世界は面白いです。

ものもらいのお灸:澤田流二間(LI2)

せんねん灸さんから、こんな症状別ツボの図をいただきました。

おもしろーい(^^)。

中を読んでみると、手のツボがこちら。

自分自身のセルフケアをするなら、手のツボ足のつぼは使いやすいので

やってみると面白いですね。

ところで、ものもらいには有名なツボがあります。

それが「二間(LI2)」です。

ものもらいの二間(澤田流)はちょっと違う

ものもらいで有名な澤田流二間(LI2)は、正式な二間(LI2)よりも、関節1つ分指先に移動します。

図→

二間 三間(LI3) ものもらい

 

 

 

 

 

 

私は澤田流二間(LI2)の他に、私的ウソ穴(^^ゞも一緒に使ったりしています。

より効果的ですよ~。
ものもらいで困ったときは、とりあえずやってみるのもよいのかもしれませんねえ(^^)

セルフケア:ものもらいのお灸 

ものもらい、眼にできものが出来て〜というと思い浮かびますね。

まあ、基本的には眼科の受診をお勧めします。
どんな状況なのか、単なるものもらいと判断してよいのかどうかという問題がありますからね。

 

ものもらい、お灸でのセルフケア

 

さて、むかしからお灸はあれこれセルフケアの方法でこういったトラブルを
対処してきました。まあ、自分でどうにかしなくっちゃっていう時代も長かったのでしょう。

そして、澤田流二間っていうツボが非常に有名です。
私は他にもう一つ組み合わせてよく使いますが改善しましたというお声を頂くことが多いです。

二間 三間(LI3) ものもらい

まあお試しあれ。私はこの澤田流二間と、ウソ穴を使います。

糸状灸という細いお灸をします。直接灸になります。

セルフケア ものもらい お灸

この細いお灸はこの形状で出来ています。紫雲膏をぬって立てて、火をつけて焼き切り。
沢田流二間と、その先のウソ穴(私的なネーミング)をお灸です。

まあこういったお灸が無理ならば、センネン灸タイプでギュッと熱いモノを使うのもアリかと思います。2回、3回とあつさがジーンと染みるまでやっていきます。

先日ある方が、『ものもらいなんです〜辛くて』とおっしゃるので、いつもの治療に追加して

さっそくお灸してみました。

仰向けのまま2回、うつ伏せになってついでにもう1回。

ものもらいのお灸 経過

治療直後:その場で少し楽
当日の夕方:かなりよくなった。
三日後:目の腫れも消えて『スッキリ治りました』というお言葉をいただく。

指先は、ツボの宝庫

私は今回、澤田流二間というツボを使いましたが、
指先はツボの宝庫です。

ものもらい 鼻 口

色々な考え方がありますが、この眼のところをツボと考えてアプローチしたり、
口、鼻のトラブルにもこの図を応用してツボを考えてアプローチするのも
効果的です。

頭顔面部のトラブルに、指のツボは効きますねえ。
試してみてくださいな(^^)