鍼灸師会って、入る意味あるの?実は「つながること」の良さが、年々じわじわと実感できるようになってきました。
気がつけば、ウン十年
鍼灸師会に入ってから、いつの間にか長い年月が経ちました。
JAF(日本自動車連盟)と同じく、特別シールが届くたびに「あぁ、続けているなあ」としみじみ思います。
ご近所だからこそできる学び
今、私は神奈川県の鍼灸師会で、小さなグループ講義を行っています。
来月には、近くの先生の鍼灸院で臨床実習を行う予定です。
地域ならではの距離感だからこそできる、貴重で面白い学びの場です。
たぶん秋頃には、私の鍼灸院でも実習を開催することになるでしょう。
セミナー参加で気づいた「会員の特典」
以前、静岡県鍼灸師会のセミナーに参加したときのこと。
鍼灸師会の会員なら無料で受講できると知り、「これはありがたい!」と驚きました。
他県の情報も調べてみましたが、意外と公開されていないところも多いようです。
ちょっともったいない気もしますが、こうした情報も含めてアンテナを張るのは大事だと感じています。
鍼灸仲間とのつながりが生む安心感
鍼灸師会は、知識や情報を得るだけでなく、人とのつながりを深める場でもあります。
鍼灸が好きな仲間同士で交流できることは、やっぱり嬉しいものです。
また、自分の院では対応が難しいケースでも、他の先生が得意とする分野を知っていれば、安心して紹介できます。
これは患者さんにとっても、とても心強いことですよね。
「メリットがあるの?」という声もあるけれど
確かに、「鍼灸師会に入るメリットは?」という疑問もよく聞きます。
でも、これは自治会や地域の組合と似たところがあるかもしれません。
役割や手間もありますが、ゆるやかでも社会とつながっていることで、いざという時に助け合える強さが生まれる――。
私はそう感じています。
つながりの中で生きるということ
そんなことを、朝のひとときにふと思いました。
鍼灸師会は、単なる組織ではなく、ゆるやかに人と人が結びつく場所。
これからも、そんなつながりを大切にしていきたいと思っています。