カテゴリー : 不妊・婦人科の症例集 30代前半 つわり・妊娠中

唾液の量が増える「よだれつわり」が辛い(32歳出産)

治療経過

初診後、とてもよくなった。夜寝る前にはまだ症状が辛い。
4診後、ほとんど症状が無くなった。
5診後、調子がよくやる気が出てきた。
無事に元気な赤ちゃんを出産。

あとがき

初めての妊娠で戸惑うことも多いと思います。せっかくつわりが一息ついたところのよだれつわりの症状でだいぶ辛かったですね。ちょっと珍しい症状ですので、なかなか周りの理解も得られなかったと思われます。

よだれつわりは確かに珍しい症状ですが、ときどき悩む方がいらっしゃいます。このケースは主に唾液過多のみでしたが、唾液が飲み込みずらい、吐き気がするなどの症状を出産するまで持ち続ける場合もあります。妊娠によって下焦に生命力が集中し、他の部位に生命力が不足したために出た症状です。妊娠を応援しつつ全身の生命力をあげるような治療をすると、ほとんどのケースで症状の軽減がみられます。症状を取ろうとして強めの施術をすることは妊娠そのものにとってとても危険ですので、よくご相談くださいね。