カテゴリー : 不妊・婦人科の症例集 30代後半 40代 不妊 一般の症例集 虚弱体質・疲労

虚弱体質、突発性難聴を乗り越え二児を出産(39歳、44歳出産)

治療経過

週に2回の鍼灸治療、毎日の自宅施灸を開始。少しずつ、少しずつ体調が回復。一年半経過、無事に第一子を妊娠ー出産。

第一子出産後産後の気血両虚の時期がやはりきつく、体調の回復を週に1度の鍼灸自宅施灸で乗り越える。44歳無事に第二子出産。子育て中!!

あとがき

最初にお身体を拝見したときの、『この建て直しはかなり手強い』と感じた私の印象通り、お身体の建て直しは時間も、手間暇もかかりました。それでも、ご本人が素直で実直で継続的な努力は、身体の状態を立て直し、第一子の出産へとつながりました。

虚損病(生命力の弱りが強く、もともとの体力がなく諸々の症状が出ている状態)の場合、悪循環をおこしていることが多く、手入れも大変です。ご自身の努力なくしては成り立ちません。また妊娠出産は大きな生命の負担となります。この状態の方が、一人目の出産をご夫婦の力だけで乗り切り、第二子の出産にこぎつけたことは本当に素晴らしいと思います。

高齢の子育ては大変ですが、子供からエネルギーをもらいぼちぼち頑張っていきましょう。