カテゴリー : 不妊・婦人科の症例集 30代後半 流産

心拍見えずに4回の流産。親族も流産が多い(38歳出産)

治療経過

初診後2ヶ月
 鍼灸を始めて体重が自然と1.2キロダウンし、なんだかすっきりした。
 妊娠、鍼灸治療を週2~3回の頻度にあげる。
妊娠6週 心拍見えるものの、黄体ホルモンが下がってきた。
妊娠8週 黄体ホルモンの数字があがり、充分と言われる様にやっとなってきた。
妊娠12週 出血あり、安静。
妊娠17週 手足の冷えがきつくなる。
妊娠19週 朝の手のパツパツ感が30分ぐらい続く。
妊娠30週 足がつる。
妊娠34週 とても張りやすく張り止め薬はでるものの、頚管の長さは充分といわれ経過観察。
39週で3500グラムオーバーの赤ちゃんを無事出産。
おめでとうございます。

あとがき

無事の妊娠おめでとうございます。鍼灸で体調を整えることができ、スムーズに妊娠、そして無事に妊娠中を経過でき本当によかったですね。いろいろなトラブルもなんとか身体の手入れをしていくことで乗り切ることが出来ました。

妊娠初期の黄体ホルモンの低下は血流をしっかりあげることで乗り切りました。やはり血流こそが妊娠を維持する大きな要因だと思われます。また妊娠中はマイナートラブルが続きましたが、これらはやはり元々の素体の弱さに乗じて生じたものです。血流をよくする生活を心がけ、これからも規則正しい睡眠や生活リズム、食事を大切にして下さいね。