こちらの「症例集・コラム」はじっくり読みたい方向けの記事です。お時間のない方はこちらをどうぞ。
症例集・コラム: コラム
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日本、アメリカ、カナダ、妊娠事情
少し前に、海外での不妊治療や妊婦健診の有り様をうかがうチャンスがありました。 アメリカでは妊娠するための治療がすべて不妊治療となり、保険がきかないとのこと。 プロゲステロンとクロミッドの処方と生理21日目の血液検査だけで […]
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二人目も自然妊娠がしたい!海外からの質問:後半(36歳出産)
←前半はこちら 妊娠しました Nさんからのメール ご無沙汰しております。 実は、なんと、無事に妊娠しました! ただ今7週で、心拍も確認できました。とっても嬉しいです。先生とメールできたおかげで、迷いがなくなったのがよかっ […]
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二人目も自然妊娠がしたい!海外からの質問:前半(36歳出産)
『メール遠隔不妊大作戦!』はじまります! 3年ほど前に、初診にいらっしゃり、無事に鍼灸治療にて妊娠、出産された方がいらっしゃいました。(症例→32歳、排卵障害でもステップアップはしない)【case0124】 32歳という […]
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子宮内膜症と妊娠、大豆イソフラボン
堀田かよさんの『不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~』という本の中で、堀田さんがだいぶ子宮内膜症に苦しんでいらっしゃる様子が描かれています。堀田さんの不妊治療は、子宮内膜症で手術したことがスタートです。内膜症 […]
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不育症~東洋医学から考えてみよう!
不育症 妊娠中毒症 妊娠はするものの、継続できない。流産になる。女性にとっては案外多く経験するものです。そして、生殖というメカニズムは自然の流れとして『淘汰』のシステムを持っています。ですので、「流産=問題がある」とは必 […]
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男性不妊の改善と食生活
ご主人側の要因でなかなか不妊治療が上手く行かない、子供が授からないというケースを案外多く見かけます。 WHOの基準値 WHOから提示されている男性の精液検査の数値です。 精液量:1.5ml以上 pH値:7.2以上 精子濃 […]
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排卵から着床、妊娠初期を乗り切るために(着床障害、血液凝固系、不育症)
着床障害を疑われる方がいらっしゃいます。 ・体外受精をしてよい卵を移植しても、着床しない。 ・妊娠判定時に着床はするものの継続できない。 こういった方々のお身体を東洋医学的な手法を使い四診を通じて拝見していると、いわゆる […]
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当院でのお灸、温灸
当院では鍼の他に、お灸や温灸などを使って治療をしています。お灸や温灸は温める効果はもちろん、気血の巡りをよくしてくれます。その方の症状、体質によって数種類のお灸や温灸を使い分けています。 せんねん灸はおうちでも手軽にでき […]
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『体外受精を決断できません』どのように考えたらいいでしょうか?
『体外受精』ほんの少し前までは35歳で不妊治療終了といわれていた時代がありました。体外受精によって救われる方が大勢いらっしゃいます。 ただ生殖の問題ですからなるべく選択せずに自然にというお気持ちもよくわかります。私は『体 […]
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私が整体治療から離れた理由
ある症例をご紹介します。 10歳の女の子。整形外科で側湾になっているので要注意と言われたということと、座るとお尻の骨が当たって痛いという主訴で来院されました。 整形外科で確定診断がついているし、どちらもまあ、整形外科的な […]
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「三陰交」は安産のお灸とはいえません
あるとき妊婦さんからご質問をいただきました。 『三陰交が安産のツボだと聞きました。いま、体外受精胚移植をして判定日を待っています。三陰交にお灸をするとよいでしょうか』 実はこの類いの質問はよく受けます。そして私は思いっき […]
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「あと一歩」卵の質を上げるための生活習慣の改善ポイント
あと一歩、卵の質が悪くて桑実胚、初期胚盤胞止まり凍結出来ません!移植出来ません! 40歳の女性、都内某有名クリニックにて、体外受精挑戦中。クリニックの方針で、はじめの1回は初期胚移植しました。しかし着床はしたものの妊娠継 […]
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鍼灸治療の頻度で不妊、不育治療の成績向上
いま、妊娠中の方がかなりいらっしゃいます。 そのなかに、いままで長い間妊娠出来なかった方、不育気味で判定日にHCGが15以下で継続できないという状態だった方も複数いらっしゃいます。 この4月以降、ぐっと不妊不育の治療成績 […]
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不妊治療~具体的な事例を通じてのアドバイス。『闘え奥さん~』から
不妊治療歴10年での卒業、45才体外受精をするも授からず ザ・ノンフィクション「君を待っている〜不妊治療の今〜」をみました。 東京のファティリティクリニックで行われている一本木蛮さんの不妊治療、「不妊治療の卒業」という重 […]
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生きていること-東洋医学的生命観
東洋医学で身体に対してアプローチしていくということは、東洋医学的な生命観をもって目の前の患者さんの身体を拝見し、把握し、アプローチしていくということです。 この前提となる東洋医学的な生命観は、実はいろいろな種類があるので […]
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慢性疲労症候群と呼ばれる症状について
過去に書いた弁証論治に、『強い疲労感 だるさ 背中の痛み 腰の痛み、不妊弁証論治』があります。 この方は、かなりひどい身体の状態(いわゆる虚損病)から、しっかりと立て直し妊娠、出産され、いまではかわいい男の子に恵まれてい […]