自己管理と夫婦コミュニケーションに役立つ
自宅施灸の役割

2012年6月8日金曜日第11回不妊カウンセリング学会にて発表、抄録掲載



この問いでは、ご自身が具体的に感じることについて複数回答OKで回答していただきました。

冷えがとれ、体調が全体によくなった、基礎体温表のグラフが安定してきたと感じられる方が多く、「鍼灸、自宅でのお灸治療」が治療効果として具体的に実感できていると思われます。




結語

定期的な鍼灸治療を前提とする、自宅でのお灸の手入れは

①身体そのものが好調になり、具体的に変化を実感できる

②毎日ご自身ですることがある、実感がわくということから、精神面での安定

③二人で協力し合い身体作りをしてくという夫婦のコミュニケーション

にとって有用であると思われます。




また、当院ではこの「施灸指導」を長年にわたり取り組んでまいりました。

たんに「お灸をしてくださいね」という言葉だけでは、なかなか効果が実感できる「継続的で、毎日のお灸」にはつながりません。細かいフォローやしっかりとした指導はとても大切だと感じております。これは鍼灸院にとっては「負担」と思われる部分でもあります。

しかしながら、ご自宅でのお灸は、東洋医学で言うところの生命の土台(脾腎の力)を上手に養うことができます。また妊娠を願う方の場合、下腹、骨盤などを直接的に暖め養う(温養)することで、子宮や卵巣の生命力をますことにもつながります。ご夫婦のコミュニケーションを深め、身体作りにも役立つ自宅での施灸指導ですので、今後も積極的に勧めていきたいと思っております。




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