【訳者私見】
これは、伝染性のかなり深い病の話しをしていますよね。深い虚損病という感じ。
梁門をめぐって何度も刺すことで、胃の気を必死にたてようとする発想でしょう
か。
患門は心兪の左右の穴、四花は膈兪、胆兪の左右の穴ですね。外台秘要方に骨蒸労
熱に用いるとあります。
膏肓、三里は虚損病をたてるという意味でしょう。
章門は穴性学ハンドブックに、「助五臓、医疳勞」(五臓を助け、勞を治す)「補
五臓 益気血」とあります。脾経の募穴、臓会という発想からでしょうかねえ。
とにかく、裏をたてて、たててという発想を貫いているような感じですね。
ところで、心兪、膈兪、胆兪といわずに、患門、四花というのは、なぜでしょうか
ねえ(@_@)?かっこいいからか(^。^;;。