産後の諸病には期門。
悪露が止まらないものには気海、関元。同じく腹が痛いものには、陰交に百壮と
気海に灸をしなさい、期門、伏兎、関元、腎兪。
悪露が止まらず、小便が渋って出にくいものには気海に灸をしなさい。
両脇が痛むものには、石門に五十壮。
耳鳴がし、腰が痛むものには、合谷、光明。
血暈には、支溝、三里、三陰交に鍼をし、気海に灸をしなさい。
突然に口をぎゅっとつむぎ、言葉が出ないものには、承漿五壮。
血も気もともに虚しているものには、血海に百壮。
悪露がおりないものには、石門、三陰交、崑崙。
陰挺が出たものには、曲泉、照海、大敦に灸をしなさい。
産後、手足が水のように冷たいものには、肩井に鍼を五分。
母乳が出ないものには、膻中に灸をし、少沢に鍼をしなさい。前谷。
乳腫痛は足の臨泣。
乳癰は下廉、三里、魚際、少沢、委中、足の臨泣、侠谿。
子供の息が乳にあたって、悪寒発熱するときには、百会。
子供を孕まないようにするには、合谷、左足の内踝の上一寸に灸。臍の下二寸三分に灸を三壮すれば陽気が消えます。また、肩井に灸をすれば永く孕みません。また、関元、陰交、石門、合谷に鍼灸するのもいいでしょう。