桃の枝【原注:ひがしへさしたるえだ】柳皮【原注:ひがしへさしたるえだのか
わ】
右刻んで煎じて火痂が落ちて後、洗い温めれば、風を去り、気血をめ
ぐらし、病を治します。
また、灸瘡が潰れてただれて痛みが甚だしい時には、胡(艸/妥)黄連を各々等分に煎
じてあらいなさい。
また血が出てとまらないものには、百草霜を貼るのがよい。
また、潰れてただれて、癒えがたきものには、無名異を鉄漿にといて貼りなさい。
また馬の脂をつけてもいいです。
【訳者私見】
馬の脂というのは、現代でいう馬油のことなのでしょうかねえ。それとも、なにか
別の物でしょうか?。