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初診時から二ヶ月間 5/8



初診時から一ヶ月間(11月)


腰部の痛みを伴う痙攣ということで、非常に稀有な症例のため、治療方針が立て にくい。試行錯誤で、治療の反応を見ながら、考えていこうと患者さんと話 し合う。

臍下丹田の虚を補い、強い内風状態を少し払ってみる
 治療ー巨闕、関元、大巨に施灸
    百会、左後谿、左太衝に鍼。

初診時から一ヶ月間の経過
 痙攣がなくなり、痛みが少し減る。腰が少ししっかりとする。
 睡眠薬なしでねむれることもある。
 翻訳などの仕事で、3-4時間の作業も。
 長い立ち仕事などで、腰が痛む




初診より2ヶ月目(12月から)


12月のはじめ、風邪を引き、口内炎、鼻水、頭痛がでる。温泉や上り坂の散歩 をした)。一ヶ月ぶりに痙攣発作の出現。



風邪の影響で、痙攣発作が出現。風邪と痙攣発作の関係を考える。風邪を引 くと、身体の反応としては、陽気を高めて、発散しようとする。本症例の患者さ んの場合、発散による津液の損傷が痙攣へという流れを作るのではという可能性 が考えられる。また、上り坂の散歩で腰部の筋肉が疲労したのではないか。

風邪の影響が強く身体に見われてしまうという状態。上肺部の経穴に虚や発汗 が多く見られることより、華蓋の蓋としての肺を強くしていくこと。これが体内 全体の津液の状態を安定させることにつながるのではないかと考察。

ここで、口内炎も出現ということは、心熱の出現を思わせるものであり、内生 の邪の存在が候われるが、これは腎気をたてることで、収めていこうということ で、熱を払うという発想を捨てていくことにする。

上肺部を中心に施灸。復溜に灸頭鍼。後谿に鍼。臍下丹田に施灸。 内風を払う、百会、太衝などは使わない

状態は安定的に推移。






☆三ヶ月目以降☆


.....角弓反張の弁証論治のはじめに戻ります........






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