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二人目不妊の弁証論治のはじめに戻ります

二人目不妊の弁証論治:解説


この方は、ひとりめは自然妊娠し、さて二人目といったところで、不妊になっ てしまったという方です。

一人目で自然妊娠しているので、産婦人科にいっても、体外受精などの前の段 階を繰り返し行い2年ほど経過しています(出産後からすると4年)。子宮内膜 症のせいで、妊娠しないのではということで、この次は、内膜症の手術をしましょ うという段階で、当院に受診されています。

一人目の出産や育児で、疲労などのため子宮を中心とした力が落ちてしまい、 回復がなされないまな時間が過ぎてしまっているといった感じです。

こういう力不足といった状態に、西洋医学的な治療はなかなか効果を発揮でき ませんね。また、基礎体力重視といった不妊専門の産婦人科にも通われていまし たが、体力づくりの方法が(沢山スポーツをする)この方にとっては身体の養い にはならなかったんだと思います。身体を養うには、各々の身体の個性にあわせ て行われないと効果が出ないですね。

また、この方の場合、全体の力不足(疲労)により、気が欝滞しやすく (つまり身体がストレスにより緊張したような状態になってしまうということで す)なったことで、より妊娠しにくくなってしまったのではないかと思われます。





鍼灸治療をはじめて10診目という比較的早期の段階での妊娠は、身体の力が ついてきたためというよりも、ストレス状態が取れたためと考えるのが自然だと 思います。つまりよくある諦めたとたんに妊娠した(;^^)というのと同じ状態で すね。諦めたとたんというのは、いままで妊娠、妊娠と頑張ってきたストレスが なくなったということです。鍼灸はそういった身体のストレスをとる効果が非常 に高いと考えられます。

面白いことに、二人目の出産が終わり、そういった子供が欲しい!といった精 神的なストレスやプレッシャーがなくなったとたん、すぐに3人目が出来ていま す(;^^)。ご本人は、あの二人目不妊の日々はなんだったんだろうと不思議がっ ていらっしゃいました。よかったですね。






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