今回の症状が起こる前に、肉体的に無理をし、精神的に無理をし、風邪を引き、生活
環境が変化した。
生活環境は、就職による変化で、コンピューターの汎用機のあるすごく寒い部屋での
仕事ということが、身体に大きな影響だった。また30歳過ぎてからの職場も、冷え
る職場だった。
今回の症状が起こると同時に出てきた症状や体調の変化は、特に仕事をしているときに強く、排卵期から生理開始前に、異常食欲、口渇、口苦、口内炎、便秘などがあ
る。また、この2,3年は症状は体調に合わせて変化している。
全身状態は、夏、暖房、昼間、入浴前後に好転し、クーラー、冬、肉体疲労時、気を
使った後、睡眠不足、旅行の後、風邪を引いたとき、食前、食べ過ぎ、飲みすぎなど
で悪化する。
風邪をひくと、さむけ、のど痛、便秘、頭痛(前、左)肩こりなどをおこす。
食欲は、普通、規則的、早食いであり、いつも空腹感がある。食事はいつもおいし
く、ときどき胸焼けがする。
間食は一日2回以上毎日(とくに、仕事をやめるまで)とっており、チョコレート、
スナック菓子などが多かった。最近は食べないようにしている。
口・舌が時々(排卵日後生理前まで)苦くなったり、粘る。働いているときはひど
かった。
便通は二日に1度あり、おなかがはることもなく、薬も服用していない。
大便が出きらない感じが時々あり、軟便であり、熱がこもっている感じである。こぶ
し大で、ときどき便器に付着し、よく臭う。六君子湯を飲んだときに、より便秘気味
になり困った。
小便は、残尿感はなく、尿切れが悪いこともなく、黄色で夜間排尿もない。
寝つきはよく、眠りは深く、夢もあまり見ない。寝起きが悪く、疲れが翌日に残るこ
とがよくある。
今一番つらい症状 治したい症状と 生理の状態とは関連がある。
生理前の一週間が特につかれ、イライラや憂うつ、悲観的な気分になる。また、生理
になる1,2日前に、スイッチを切ったかのように寝てしまうことがある。
生理がはじまると、気持ちが落ち着き、前向きな気持ちになる。生理から排卵日まで
一番調子がよい。
生理はほぼ規則的で、28日前後の周期で、生理期間は8-10日である。
生理前の体調不良はいつもおこり、鈍痛、イライラ、疲れ、口苦、口渇がある。
生理時は頭痛がひどく、下腹部、頭(前、左)などが痛む。
生理のいろは濃くワインのような色で、親指大の塊や小さい塊、膿血、粘りのある血
液などがあり、生理の量は多めである。
☆漢方治療の経過☆