弁証論治は専門的な言葉が多くわかりにくい部分も多いですね。
治療中にだいぶ説明させていただきましたが、自分の中の小さい自分を養うよう
に、胃腸を大事にし、守り、育てていきましょう。そして子育てには、運動や
遊びも大事、健やかに育てていきましょう。
少し具体的に、身体の状態を説明しますと、
身体が疲れているところにストレスが加わると、自律神経がおかしくなり下痢になる
という、訴えがありますね。これは、いまのところは、からだが疲れるという
負荷がかかったときだけに限定された症状となっています。つまり、疲れていな
いときは、それなりに身体ががんばる力があるということなのです。
いまの貴女の状態は、右肩下がりで身体の力が落ち、器が小さくなり、壊れ始
めています。つまり、いまの状態を続けると、早晩、なにもしていなくても、
『身体が疲れた』という状態になり、普段から、自律神経がおかしくなり下痢に
なるといった症状を出すようになってしまうということです。症状としては、そ
ればかりではなく、もっと沢山のものが出てくる可能性もあります。
つまり、ここが踏ん張り所!。今回、二ヶ月間の治療を通して、ダラダラとし
た出血がとまり、どんなふうに考えていけば良いのか、目処がついたのではない
かと思います。
今を一番底にして、ここからは、少しでもいいから右肩上がり
になって、器をしっかりさせ、少しでも身体を充実させていって頂きたいと、私
は強く願っています。遠い地で、直接的に拝見させていただくことは、もうでき
ませんが、いつでも見守っていますから、メールでもなんでも、相談してくださ
いね。がんばりましょう。
身体を充実させるために
1)間食、お菓子はやめる!!
食事がおいしくない、取れないからといって、お菓子を食べてしまっては悪
循環。小さな子供を育てるときの、『お菓子ばっかり食べて、ご飯を食べない』
という状態になっています(;^^。
とにかく、お菓子や間食とは、すっぱり手を引いて、お腹を充分すかせて、ご
飯を食べてください。間食やお菓子が入ると、結局不規則な生活に為り、悪循環
がはじまります。食事は大切にしましょう。
2)食物を感謝していただきましょう
食事をよく噛んで感謝していただくということが大切です。食事というのは、
その生命をいただくということです。私の身体のために投げ出していただいた、その生命をいただいているわけですから、
そのひとつひとつが、自身の新たな命の糧となるよう、心をこめて
よく噛んで味わって食べるようにしましょう。
3)身体を動かしましょう。
運動というのは、その人の器にあわせておこなわなければ、却て疲れて、身体
が消耗するばかりではなく、身体をこわしてしまいます。
今の段階での運動は、ゆっくりと散歩などをして、手足をうごかし、隅々まで、
呼吸した酸素がゆきわたるように、自分の血液がゆきわたるようにと感じながら
行う程度で充分です。
3)毎日、足三里のお灸をしましょう。
がんばってね(^^)