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ビッグママ治療室新築日記
私の人生において、このように毎日日記がかかれたことはなかった。
そしてこの日記が終わったら、やっぱりもう日記はつけないであろーー。
家計簿、日記、これはマメじゃない人間にとっては、きつい拷問

さて、 8月5日
昨日の夜中にどしゃぶり、でも今は快晴 やっぱり暑い。
12時ごろに現場に行くと、なにやら大振りな車。以前のコンクリートミキサー車のよ
うな部分が後ろ側についているが、ぐるぐる回るミキサー部分がない。車のよこっちょ
には、なんたらレベラーとの文字。

車のところにいた職人さんに『こんにちはーこれはなんですか?』と聞くと『モルタルを流す車です』とのこと。おお、木枠の所にモルタルを流すのね。

家にいくと、いつもの職人Kさんと、初めての職人さんがおふたり。このうち、
おひとりは凛々しい女性。
こんにちはー今日はなにするのー?』と、Kさんに聞くと
『今日はモルタル流します』とのこと
(うーんレベリング材といってたかもしれない)
『屋根はいつできるのー?』
『もうこれ(屋根材、ニューコロニアルとかってかいてある)が来ているから、すぐだと思うんですけど
もう、これ(ゴムシートの親分みたいなの)をしいてあるから、雨漏りしませんから』
そっかーシートがひいてあるから、一応屋根としての機能は果たすわけね。

さて、直径10センチぐらいの巨大掃除機のホースをもった職人さんと、スイッチをもっ
た女性の職人さんがふたりがかりで、ホースから出てくる、ほとんど水状態のモルタル
を流し込んでいきます。だいたい1センチぐらいの木枠にスウーッと広がっていきま
す。上手いタイミングでスイッチが押され、ああ、溢れるという手前で止まりま
す。
あっちの枠、こっちの枠と順番に流し込まれていきます。
なんだか、いつものどっかんがっちゃんとは、違った静かな時間が流れていきま
す。思わずずーっと見物してしまいました。

さて、このほとんど水にみえるモルタルは触ってみたらどうなるんだろうーという
誘惑に当然の若くかられました。そして隠れてこそこそと、指を突っ込んでみまし
た。
それはホントに水みたい。固まったらちゃんと固くなるのかしら
明日みにいこっとお。