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人間の身体を一本の木にたとえて考えることができます。 天地に枝をはり、根をはる樹木が人間であるとすると、天の気を取り入れる枝葉は呼 吸をする心肺。地の気を取り入れる根は脾腎と考えることができます。 また、身体の部位により上焦、中焦、下焦と考えたときに、上焦が心肺の部分、中焦 が肝胆の部分、下焦が脾腎の部分と考えることができます。 大地に広がる根をしっかりさせるということは、人体においては脾腎を養うというこ
とになります。そして、この根がしっかりすればこそ、幹や枝葉をしっかり支えるこ
とができるのだと思っています。
現代人の生活は、車の影響で歩くことが極端に少なくなっています。家から車にすぐ 乗り込み、職場まで通勤し、職場ではずっとデスクワーク、終わればまた車で帰宅。★"これ では腎気、脾気を養うことができず、しっかりした根がそだちません。 その上に、身体の上部にある、手や頭だけを使うことも非常に多い生活をしていま す。イスに座って、目はパソコンの画面を見続け、指先はキーボードをはじきっぱな しと言う状態は、上焦に気が非常に集まりやすくなった状態です。また、電気のおか げで、夜遅くまで起きていることができるようになったため、睡眠不足の人も多いで しょう。 このように、根が非常に貧弱で、枝葉ばかり多い木はいったいどんな木なのでしょう か? 外からの少しの風でも大きく枝がゆれますし、また内側からの身体の変調をしっ
かりとささえることができなません。こんな弱々しい木が、我々現代人のありがちな姿ではないかと私は考えています。
今を生きる女性達の身体は★"
こういった非常にひ弱な木の状態である人が多いように私
は思います。だから、生理周期による気の偏在を支えきれなくなり、月経前症候群と
いう一連の症状が強く出現することになります。
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