四診 3/6
〔〕内は、私の考察です。
〔望診〕
瘠せ気味、動きが少ない（気欝？）
顔面ー細面、
舌質ー痩せている、潤、全体にピンク色。〔熱邪傷陰は否定される〕〔気の上衝も軽度〕
舌先に少し赤い点。〔軽度の気の上衝か？〕
舌苔ー少し膩苔ではない。
肌ー腠理、ざらざら。全体に青黒い。〔お血か？腎虚か？肺虚か？〕
話しぶりー力があまりない感じ。
イライラした感じはない。〔気欝があったとしても外因的なものであろう〕
問診
問診：主訴（前ページ）
入院は、一ヶ月、薬物は４月まで使用
主訴ふらつき（ふわふわ、フラフラ感）、動悸、頻脉。
ふらつき（ふわふわ、フラフラ感）、動悸、頻脉（１２年８月より）
他に、疲れやすい、少し動くと息が切れる、背中や首のこりが気になる。
問診：経過（前ページ）
平成１２年８月から平成１３年６月
とある漢方薬局にて漢方薬をのむ、不変平成１３年７月から９月、別の漢方薬局にて漢方薬をのむ少し食欲がでて、食べられるようになってきた。
問診：症状の悪化
肉体疲労〔腎〕、気を使った時〔肝〕、睡眠不足〔心肝腎〕、食べ過ぎ〔脾胃〕
問診：症状の好転
旅行〔ある程度の気欝が病因となっている可能性がある〕
問診：その他
食欲は落ちていて少食。食べたいけど途中で食べられない。〔脾胃〕
喫煙ー現在なし
飲酒ー週に４ー５回ビール一杯程度。
口渇なし、口苦なし。〔邪熱、気の上衝がきつくはない＞実の頭暈ではない〕
便通ー１ー２日に一回。軟便。量が少なく、便器に付着。〔脾虚〕
尿ー残尿感なし、夜間尿なし。〔腎はまだ大丈夫〕
寝つきは、もともと悪く、眠りは浅く、寝起きが悪い。〔心肝〕
生理の状態と症状とのリンクーなし。〔主訴の問題とお血の問題を分けるべきであろうと考察される〕
生理前、生理初期に刺痛、鈍痛を伴う生理痛。疲れる。
生理に小指大の塊がまじる。
切診
切診：脉状
左尺位が浮いて根がない。〔腎？〕
切診：腹診
全体に堅い。中脘の少し上部あたりに動悸。〔脾胃の虚〕
右、季肋部が突っ張っている。〔肝気の実？〕
臍下が盛り上がっている。〔胃の虚によって、臍が引き上げられている？〕
切診：背候診
左肺兪、左心兪が虚。大きい。全体にざらついた肌。
切診：原穴診
右神門中のほうによって実。
左合谷、虚
左外感、虚
左列缺、虚
左太衝、実。
左臨泣、実（動きが悪い）
聞診
身体から、こげ臭い匂い。（本人談、全身の火照りアリ）〔心熱〕
☆弁病☆
.