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四診とは、望聞問切に基づいて、体表観察と問診の結果について少しづつ整理を試みるものです。 弁病とは、主として症状から考えて、歴代の医療家がどのようにその症状を治療してきたかを、考え臨みみることによって、弁証を建てる際の参考資料とするものです。 弁証というのは、情報を、色々な角度から、その可能性を考えることです。一人の患者さんの中には、沢山の状態があって、それを、搾りこむことなく、見ていきます。そして、そのなかから、主要矛盾を探し出すのが論治です。 論治というのは、そういった全体を踏まえ、弁証という現時点での症状の分類と、病歴という時間の流れの交差の中で、治療手段として取りうるもの(鍼灸や、漢方薬)を、どのように施術し、何を服用するかによって、どうすれば主訴に対して、もっとも短時間で、効果的な治療となるかを考えていく為になされています。 |
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