スティーブンジョブスの有名なスピーチ:Stay Hungry. Stay Foolish.

スティーブンジョブスの有名なスピーチがあります。

スティーブンジョブス スタンフォード大学

この中で、

Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backward.

つまり、何かやるときに将来の点を見据えてやることなんてできないっす。いつか振り向いたときに点はつながっていくんだよんってなことです。

いま、ちょいとした以来でおけつ症例を再考察しています。

でもって、その素材がちょうど10年前に詳細な弁証論治を作った症例。

これをいまの自分の考察をして、困難事例の不妊について、いかに扉を開くことが

できるのかということを、書き進めています。

あのころ、症例を書くことそのものに夢中でした。

とにかく本数をガンガン書きたかった。

患者さんにOKもらったら、弁証論治を書き上げることがゴールでした。

ただただ、本数書きたかった(^^;)。

そしていまは、それを俯瞰しながら、いったいなにをしたのか、どんな観点があの

おけつ症例を動かすときに必要だったのかなんてごだごだ考察しています。

(内容については、他の症例とも絡め、ぐいっと考察を広げようと思っています)

弁証論治をひたすら、ひたすら作っていたときには、

なんというか、それそのものが目的で、とにかく、四診の情報を出し、整理し、

五臓の弁別をおこない、病因病理を作り、弁証と論治を出すところまでが事務的な作業。

そこからの治療は全く書き起こしをせずに、カルテの中にあるだけでした(^^;)

その沢山の点が、自分のなかでつながる存在になり、考察していける。

こうやって、過去の自分がつくった点が結びつき、見える世界がかわってくるんだなあと

実感しています。ドットをつなぐだねえと。

ジョブスのスピーチはあまりにもその人生の有り様がドラマティックです。

もともと産まれた母はジョブスをすぐに手放し、第一号の養い親は女児希望ということで拒否、学歴重視の産みの親がしぶしぶ次なる養い親(大学卒ではない)に手渡すという話しからはじまります。

このスピーチが2005年で2011年にはなくなっています。

人生は短い、自分のしたいことをしようねえ。

Stay Hungry. Stay Foolish.

人になんと思われようとも、なんといわれようとも、

自分の好きなこと、楽しい事をやり続ける。

それっきゃないわな(^^)