徒然日記」カテゴリーアーカイブ

鍼灸師会、自治会、JAFそれって何のメリットがありますか?

鍼灸師会って、入る意味あるの?実は「つながること」の良さが、年々じわじわと実感できるようになってきました。


気がつけば、ウン十年

鍼灸師会に入ってから、いつの間にか長い年月が経ちました。
JAF(日本自動車連盟)と同じく、特別シールが届くたびに「あぁ、続けているなあ」としみじみ思います。

ご近所だからこそできる学び

今、私は神奈川県の鍼灸師会で、小さなグループ講義を行っています。
来月には、近くの先生の鍼灸院で臨床実習を行う予定です。
地域ならではの距離感だからこそできる、貴重で面白い学びの場です。

たぶん秋頃には、私の鍼灸院でも実習を開催することになるでしょう。

セミナー参加で気づいた「会員の特典」

以前、静岡県鍼灸師会のセミナーに参加したときのこと。
鍼灸師会の会員なら無料で受講できると知り、「これはありがたい!」と驚きました。

他県の情報も調べてみましたが、意外と公開されていないところも多いようです。
ちょっともったいない気もしますが、こうした情報も含めてアンテナを張るのは大事だと感じています。

鍼灸仲間とのつながりが生む安心感

鍼灸師会は、知識や情報を得るだけでなく、人とのつながりを深める場でもあります。

鍼灸が好きな仲間同士で交流できることは、やっぱり嬉しいものです。
また、自分の院では対応が難しいケースでも、他の先生が得意とする分野を知っていれば、安心して紹介できます。
これは患者さんにとっても、とても心強いことですよね。

「メリットがあるの?」という声もあるけれど

確かに、「鍼灸師会に入るメリットは?」という疑問もよく聞きます。
でも、これは自治会や地域の組合と似たところがあるかもしれません。

役割や手間もありますが、ゆるやかでも社会とつながっていることで、いざという時に助け合える強さが生まれる――。
私はそう感じています。

つながりの中で生きるということ

そんなことを、朝のひとときにふと思いました。
鍼灸師会は、単なる組織ではなく、ゆるやかに人と人が結びつく場所。

これからも、そんなつながりを大切にしていきたいと思っています。

 

私の園芸日記:白い花に恋をした日

私の園芸日記:白い花に恋をした日

庭の片隅に、白の立浪草を囲って植えているところがあります。


立浪草は紫が多いですね。散歩しながら足下をみると、紫の立浪草たちが楽しそうに笑っています。

「白い花は、隣に色のある花があると色がうつるらしいよ」なんて話を聞いて、なんとなく、私も実感として白のはなってなくなっちゃうとおもっていたので、せっかく頂いた、白の立浪草を大事にしたかったんです。
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私は白い花が好き

純粋で、どこか儚くて、でも静かな力を秘めているような気がするから。
色の主張はないのに、目を引く存在──それが、白い花。

だからこそ、白い立浪草の美しさが気になって、もっと知りたくなって。

いろいろ調べているうちに、白い花って、色が足りないのではなくて、もともと色を持たない“特別な存在”なんだなぁって、だんだんわかってきました。\

立浪草は紫が多い。

ふつうは紫が多いけれど、ときどき現れる白い花は、ちょっとした遺伝の変化で色が出なくなったものなんだそうです。だから、白い子たちはちょっと不安定で、種から育てると紫が出てくることもあるみたい。\

モッコウバラも同じように、黄色が主流だけど、白いモッコウバラはその中の小さな変化から生まれたもの。

これは昨日撮影した治療院玄関のモッコウバラ。白なのですが、少し黄色っぽく見えるかな。


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ジャスミンも絡んできてもうすぐ咲きそうです。

ホワイトガーデンへのあこがれ

私がずっと夢見ていた「ホワイトガーデンを作りたい」という気持ちは、そんな白い花たちへのあこがれから始まりました。

白って、無色ではなくて、やさしくて、静かで、それでいて凛としているような…
どの色ともけんかせずに、でもちゃんとそこにいてくれる感じ。
目立つわけじゃないのに、ふと目をひかれてしまう、そんな不思議な魅力があります。

ジャングル大帝レオの白

そういえば、「ジャングル大帝」のレオも白かったなぁって思い出しました。
あの白さには、ただ目立つためじゃなくて、なんだか意味があった気がします。
強さとか、気高さとか、静かな力みたいなもの。

花も動物も、それぞれが持って生まれた色に、きっと命の記憶や願いのようなものがあるのかもしれません。

色がうつることはなかったけれど、白い花を見ていたら、私のこころの色がすこし変わったような、そんな気がしています。
ホワイトガーデンへの夢も、そんな風に少しずつ、育っていくのかもしれませんね。

 

Spring has come!

春はどんどんと前に進んでいきますねえ(^^)。

ブルーベリーの花がたくさんさき、向こう側には金柑の実がなっています。

季節はすすみ、花が咲き実をつけていきます。早い。
だからこそ、今、この季節の光や風や花の一つひとつを、心から味わっていきたいですね。

たのしんでいこう。

英語音読シリーズ:John F. Kennedy Presidential Inaugural Address

英語の音読オタクの米山です(^^ゞ。
音読し、歌を歌うように楽しむ。おもしろいですよー。

さて、今回は

John F. Kennedy
Presidential Inaugural Address

いまから60年ほど前の、ケネディー大統領の就任演説です。

「あなたが国のために何ができるか」を問うてください。

最後の、

And so, my fellow Americans:
ask not what your country can do for you—
ask what you can do for your country.

だからこそ、私の同胞であるアメリカ国民の皆さん、
「国があなたのために何をしてくれるか」を問うのではなく、
「あなたが国のために何ができるか」を問うてください。

有名な一説ですねえ。

そして、胸熱な言葉です。

国があなたに何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが何を出来るのかという言葉は、色々な言葉に置き換えて語られます。

学校があなたに何をしてくれるのかではなく、あなたが学校のために何ができるのか。

学校という場に所属して、クレクレするのではなく、所属することで一緒に学び、貢献できるようにという意図。

これは、オンライン英会話で出会った先生が、ご自身の仕事の中で

生徒に対して思われることだそうです。学びの場に参加しているときの姿勢として大切なのかなと思います。

 

婚約者があなたに何をしてくれるのではなく、あなたが婚約者に何をしてあげられるのか?

婚活YouTubeをみていて、こんな言葉に出会いました。

婚活は、あたかも相手選び。そのなかで、「よいお相手がいない」という

コメントに対して、その態度だと、お相手との出会いがありませんよ、結婚に結びつけるのが難しいですよというお話の中で出ていたコメントです。

相手に期待するのではなく、相手に何ができるのかを考えるという視点で考えるのがポイントなんですねえ。

さてさて、始めましょう。

John F. Kennedy

Presidential Inaugural Address

ージョン・F・ケネディ大統領 就任演説

1961年1月20日

We observe (観察する)today not a victory of party but a celebration of freedom -symbolizing an end as well as (BだけでなくAも)a beginning—signifying renewal as well as change.

私たちが今日目にしているのは、政党の勝利ではなく、自由の祝典です— それは終わりであると同時に、新たな始まりを象徴するものです—

それは変化であると同時に、刷新を意味するものです。

For I have sworn before you and Almighty God the same solemn oath
our forebears prescribed nearly a century and three quarters ago.
なぜなら私は、皆さんと全能の神の前で、同じ厳粛な誓いを立てたからですそれは、約175年前に私たちの先人たちが定めたものです。

The world is very different now.
今や世界は大きく変わりました。

For man holds in his mortal hands the power
to abolish(撤廃する) all forms of human poverty and all forms of human life.
なぜなら人類は、そのはかない手の中に、力を握っているからですそれは、あらゆる貧困をなくすことも、あらゆる人間の命を絶つこともできる力です。

And yet the same revolutionary beliefs for which our forebears fought are still at issue around the globe—
しかし、私たちの先人たちが戦った同じ革命的な信念は、今もなお世界中で問われています—

the belief that the rights of man(人間の権利) come not from the generosity of the state(国家の寛大さ) but from the hand of God.
それは、「人権は国家の寛容によるものではなく、神の手によって与えられる」という信念です。

ここで、アメリカのスピーチにかならず登場してくる、「God」がつかわれています。このあたり、文化的背景の違いにつながり、根底に流れる価値観のありようを考えるきっかけになりますね。

日本の場合、これほど明瞭に語られることはないかと思います。しかしながら、やはり根底に流れる文化的な価値はあると私は感じます。言語化するのが難しいですけどねえ。このあたりが、心のよりどころにもつながり、「人」が社会で生きていくことを問うているのかなとも思います。

言葉に出して行動を変えると、気持ちも変わる

言葉に出して行動を変えると、気持ちも変わる

最近、「自己教示訓練(Self-Instructional Training)」という言葉を知りました。

これは、

✅ 気持ちだけを変えようとしても、ストレスレベルは下がらない。
✅ 行動を言語化(自己教示)することで、ストレスレベルが下がる。

という考え方です。

実践例 : 雨が降っていてイヤになった気分

たとえば、

外に出たら雨が降っていて、服が濡れてイヤな気分になった。

こんなことって、ありますよね。朝外出しようとしたら、雨。

これを、

「雨のおかげで湿度が上がって、呼吸がしやすい」
             と思いながら、
深呼吸する。

このように、「事実に対する認識を改めることを、行動とともに行う」のがポイントです。


自己教示訓練とは?

自己教示訓練とは、行動を伴う言語化(自己教示)によって、ストレスを低減し、適応的な行動を促す方法です。

単に「気持ちを変えよう」とするのではなく、言葉にして行動を変えることで、見える世界が変わり、気持ちも自然に変わっていくのです。


認知行動療法との関係

私は長く認知行動療法(CBT)に取り組んできましたが、自分の認知の歪みを知るだけでは、なかなか気持ちが変わらないことが多いと感じます。

そこで、CBTでは「逆転行動を書く」という手法を用います。

実は、この「書く」という行為自体が自己教示になり、十分な効果を発揮するのです。

つまり、
書くこと+行動を組み合わせる=自己教示+具体的な行動
となり、ストレスの軽減や行動の変容を促します。

認知再構成で逆転行動を書くのも、言語化によって自己調整を強化するためですね。


「お守り」を持つと安心するのも自己教示!

自己教示がストレス軽減につながる例として、「お守り」を考えてみましょう。

☆「このお守りがあるから、私は大丈夫」と言葉にする
☆そうすると気持ちが落ち着き、適切な行動が取りやすくなる

例えば、受験のときに「この神社のお守りがあるから大丈夫!」と思えば、緊張が和らぎ、実力が発揮しやすくなりますね。


まとめ

自己教示訓練は、言葉に出して行動を変えることで、気持ちも変わるという考え方です。

認知行動療法への理解が一歩深まり、とても面白い発想だと思いました。

昨日はズーラシアにいってきました。
寒くてブルブルだったのですが、ハリネズミちゃんにあえてとっても嬉しかったです。

またあいにいくね!。

お高い卵と、安い卵。いったい何がちがうのやら

高い卵と安い卵

·どちらも卵、としては完成形。人でも完成形

妊活で知った卵の質問題

妊活でぶつかる壁は2つにわかれます。1つは気の滞り、2つめは身体の質です。

・気の滞り問題

気の滞り問題は、「泣きはらしたら妊娠」とか、「ストレス解消で妊娠」など、気血の巡りの問題なので、鍼灸などを受け身に受けても気滞の解消ができると、スルッと妊娠につながるパターンです。

・身体の質問題

身体の質問題は、妊活をして、体外受精などで卵を取り出したときに「卵の質が悪い」との指摘から気がつく問題です。この「卵の質」の壁に当たった場合は、「卵の質の改善」が求められ、それはすなわち、身体そのものの質の改善を求められています。ご自身の身体の質、ありようそのものを変えるわけですから、これはまさに、「安い卵から高い卵になる」ということを意味しています。

・安い卵と高い卵は何が違うのか

安い卵でも、高い卵でも卵であり、卵として一つの場を形成し、全体とすれば何か大きな違いがあるわけではありません。栄養価も安い卵であっても充分に卵としての価値は持っています

しかしながら、手に持ったときに殻の質感が違ったり、割って卵の黄身の盛り上がりを見たときプリッんと弾力性があるのはお高い卵でしょう。人間で言えば肌の質感があり身体の組成に弾力性がある若さにもつながる頼もしさがあるということです。

妊活で、もしあなたが「卵の質」というポイントで壁にぶつかっているのならば、ただ体外受精をくりかえしたり、受け身でなにかをするのではなく、「貴方に必要なことはなんなのか」というポイントを押さえ、やるべきことをやる必要があります。

あなたの妊活を前に進めるために

妊活は、単なる気の滞りのレベルでも、卵の質に係わるレベルでも、「妊娠しない」という事実は同じで、なかなかご自身での解決が難しく、またある程度の試行錯誤、時間の経過が必要なところもあります。

基本的な問題を押さえ、基本的な努力をしても妊娠しない場合は今後のプロセスなどを1度相談してみるのがとても有効だと思います。

時間と労力を無駄にせず、しっかりと前に進む。これが妊活での大きなポイントです。

不妊カウンセリングをして、課題を分析し、統合し、あなたの進む道を明確にする。とっても大切なことだと思います。

私はもともと、あまり押し売りのように、「よい」と思うことを勧めることそのものに抵抗がありました。なんかなーっていう感じです。でも、何人もの方に、本当に多くの方に「もっと早くわかっていれば・・・」というコメントを頂きました。妊活は時間との戦いであり、時間は元に戻せないのです。特に30代半ばから40代にかけての妊活は「何をすべきか、どう進めるべきか」はとても大切。

一緒に考えていきましょう。