鍼灸・東洋医学と健康」カテゴリーアーカイブ

鍼灸osaka 巻頭言を書きました。

鍼灸osakaという鍼灸師向けの雑誌があります。
なかなか濃い、熱い雑誌で、私も過去に座談会に出席させていただいたことがあります。

その熱い雑誌の巻頭言を書かせていただきました。
うふふ

私の鍼灸臨床のベースにある「東洋医学で人を診る」観点。そして師である伴尚志先生と
立ち上げた一元流鍼灸術の勉強会を通じ学び実践している臨床についてお話しさせていただきました。

私は、自分自身が受けたい治療を自分の治療院でしています。つまり自分が一番の患者さんです(^^)
その私の治療院での臨床は、ベースに一元流鍼灸術という考え方があります。
ベーシックな東洋医学的な基本を押さえ、しっかりとお体を四診を通じて拝見し、
鍼灸に限ることなく、いろいろな方法を通じてアプローチさせていただく。
そんな日々が私の臨床です。

婦人科の問題で来院される方
メンタルの問題で来院される方
肩の痛みが辛い方
頭痛でお悩みの方
ダイエットをしっかりしたい方
アンチエイジングを目指ししっかりとした老後を送りたい方
自己免疫疾患で来院される方
難治性の疾患を管理したい方
気持ちよく日々を過ごしたい方

沢山の方々が私の「ビッグママ治療室」に訪れてくださることをとても
感謝しています。

いま、ここで皆さんをお迎えし、日々の臨床を通じ、気持ちよく日々を過ごすためのお体作りに
少しでも役立つよう、これからもしっかりと学び実践していきたいと思います。

平成31年4月9日(火)
ビッグママ治療室 院長 米山章子
Akiko yoneyama

耳つぼ、面白い使い方あれこれ。

耳にツボがあるということをご存じの方は多いのかと思います。

 

一番有名なのはダイエット。

まあ、よく考えると不思議なのですが、どこか身体の一カ所を刺激すると痩せちゃうってのは、凄くおかしいことだと思いませんか?。だいたい、生命にとって痩せるというのは、不自然なことであり、貯金で言えば貧乏になること。それがどっかを押すだけでおこってしまうのならば、それは病的な刺激ということになってしまいます。

 

基本的に、ダイエットというのは、不必要に出てしまっている食欲を裁くことで、いらない摂取カロリーを減らすということが手眼であると思います。また、排泄をしっかりしていらないもののため込みを減らすという意味もあるでしょう。

 

ただ、人間にとって、「いらないもの」なのか、生命力をため込んでいるのかということは解釈が難しいですよね。まあ、現代に生きる我々は、”不必要に多く食べる”ことが出来ていると言うことなのかと思います。その不必要が、ストレスなどの胃熱から出ている場合は胃熱をさばく、精神的なコントロールをするということは、「ストレス解消を胃袋で行ってしまう」という悪循環から抜け出す一歩なのかと思います。

 

さて、そういった大前提を考えながら、耳そのものの話しに。

 

耳には全身が投影されています。一番わかりやすくよく現れているポイントは、頭が下で、下腿部分がそのまま脊椎、そして上部に足があるといったあたりでしょうか?。この脊椎の頸椎から仙骨にかけての並びの配当は案外よく出来ています。

鬱滞系のストレス、腰痛、肩こり、頭痛などに効果的なのが耳の特徴でしょう。

 

”耳たぶあんま” というのも有名です。

これは反対側の手の拇指を使い、耳たぶをしっかりともみほぐすこと。

血行がよくなり、鬱滞が取れ、全身の気血の巡りをよくすることがあります。

お試しあれ。

 

耳つぼポイントとよく上げられるところを出しておきますね。

ダイエットは1−5の赤丸。これは反応を掴むインジケーターなどを使った方が性格に取穴できます。

花粉でもポイントをあげておきますね、ただし当院では首のポイントを使うことの方が

多いです。そっちのほうが効果的ですからねえ。どこの反応点を使うかはケースバイケース。

花粉症などは外邪ですので、外邪をさけることや、場合によっては内服薬を使いながらの方が

現実的であるケースも多いかと思います。

 

それにしても今年の花粉はすごいですね、ドカンって感じです。

ご注意あれ。

 

 

 

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20−2 肝気鬱結から肝風内動まで

20−2 肝気鬱結から肝風内動まで

肝の病機、大きな流れはこちら

では、もう少し細かく押さえていきます。

肝の病変は、肝気鬱結から始まります。つまり何かがぎゅーーーっとなっていると。その原因はストレスだったり、湿痰オケツ。なかなか手強い奴らです。

1)肝気鬱結
始まりはこの肝気鬱結からです。
原因
 七情内傷による肝失疏泄
 痰湿オケツが肝血に停留

病態としては、気滞が中心。つまり、気滞の特徴である・脹痛・郵送性、情志活動で変化します。

肝経に阻害
 梅核気、胸脇脹痛、睾丸脹痛、腫塊、生理痛、小腹

肝木乗土
 肝気犯胃ー脘腹脹通、悪心嘔吐
 肝気犯脾ー腹痛、下痢、下痢してすっきり、脘服より下

2)肝火上炎(実)
肝気鬱結(気滞)の状態が長く続くことで化火しこの病態となります。

原因
 肝気鬱結が長く続くことで化火
 激怒→肝気の昇発太過→肝火
 五志太過→内火や肝火上炎

症状
 頭顔面部ー劇しい頭痛、頭脹、めまい、目赤、突発性難聴、
 肺、胃血脉を損するー急性出血(喀血、鼻血)
 全身の熱症状ー口渇、口苦、怒りやすい、イライラ、便秘、不眠

3)肝陰不足
1の肝気鬱結が長期間続き、肝火上炎の状態になると、陰液、津液の消費がおこります。それによって肝陰不足の状況となります。

肝陰の不足は下虚(腰膝がだるい、無力、遺精、滑精)の状態

 肝血不足ー筋脉失養、関節屈伸不利、しびれ、
 眼睛失栄ーめがかすむ、乾く、視力低下
 血虚生風ー皮膚が痒い、痙攣

4)肝陽上亢
最後陰が陽を制約できないという状況になり、肝陽上亢、そして一番怖い状態である、肝風内動へと病態が進みます。上盛(めまい、耳鳴り、顔面潮紅、情志不安定、脈弦細数)の症状となります。

肝陽上亢
 ↓
 ↓陽の昇動太過
 ↓
肝風内動(脳卒中)
 軽い:筋肉ピクピク、手足の新鮮、顔面筋、項部痙攣
 重い:劇しい頭痛、手足痙攣、人事不省、混迷」

ご相談にお答えして② ツボの場所を教えてください

ご相談にお答えして② ツボの場処を教えてください

ご質問

昨日は初診の治療ありがとうございました。
治療を受ける前は私にあっているのかな?って不安だったんですけど、
冷たかった足先が、だんだん暖かくなって、
時間が経つにつれ気持ちよくなってきて一瞬眠ってしまいました、そしてそのあとなんだか
身体が軽くなったような気がしてきました。帰り道も身体が軽くてあっているのかなあと思いました。
これから頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

ところで、昨日、家でお灸ができるよう印をつけて頂いたところ、写メしたのですが
どうも今ひとつ位置がわかりません。
そこでお願いなのですが、各ツボの名称を教えていただければ自分でも分かると思うんですけど・・・
お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。m(__)m

私からのお返事

こんにちは(^^)

身体が軽くなったというのはとてもよいですね、
これからがんばっていきましょうね。

○○さんの場合は、身体の力が不足というよりも、気の欝滞(からだのストレス状態)が中心の方なので、鍼が一番合うタイプです。慣れて気楽に鍼が受けられるようになると、もっと
いい感じになると思いますよ。

さて、お灸の場処ですが、大体の名前は以下のとおりです。
ただ、毎回のちりょうの度に、ご本人の身体をみて調整して印をつけているので、名前にこだわるよりも、なるべく印をつけたところに書き足すようにして治療の時にお伝えしたツボにお灸をしていただくことがとても大事です。
とくに、末端の経穴はちょっとの位置の差で効果がだいぶ違うので
注意が必要です。

部位は、背中 三焦兪(さんしょうゆ) 骨盤部 次(骨膠ー月)(じりょう)
お腹 中注(ちゅうちゅう) 足 三陰交、足三里 右足の申脈、右足の臨泣で
す。

週に1−2回の治療を継続し、8ヶ月後に妊娠。また3年後に第二子を妊娠。無事に二人のおこさんのおかあさんになられました。

20−1 肝が大暴れするってどういうこと。まずざくっとした流れを!

20 肝の病機

肝は気の升降出入を主ります。これは全身の気血の動きに大きな影響を常に持っているということです。

肝は疏泄を主る https://bigmama-odawara.jp/blog/archives/1703
肝は蔵血を主る https://bigmama-odawara.jp/blog/archives/1707

さて、肝の病機はこの大きな流れをつかむことが必須です。

大きな流れはこの下の肝気鬱結から始まり、その状態が長く続くことで肝火上炎つまり火がでます。そして火が出た状態が続くことで肝陰不足、肝陰の不足が陰虚陽亢である肝陽上亢を引き起こし、危険な状態としては肝風内動があるということです。