鍼灸・東洋医学と健康」カテゴリーアーカイブ

鼻がつらい。副鼻腔炎の悩み。

副鼻腔炎、鼻がつらーい、ぐじぐじと言う方は多いでしょう。

ある日の治療院。

風邪から副鼻腔炎になっちゃってとの訴え。

過去にも何度か既往があるかた。

副鼻腔炎の治療は、むかーしむかし、日系ブラジル人の方での施術で思い出があります。

日本語が通じているんだか通じていないんだかという感じでしたが、

なぜかそのグループの輪って感じで、ぼっちーんぼっちーんといろんな方がいらっしゃていました。

そのなかで、ある方が『ブラジルにいる頃、ここのお灸で治ったからやって』と部位ご指名でのリクエスト。

そこは風池でした。風池や天柱、頭周りの経穴はなかなか効きますね

さて、今回の患者さん、風邪から副鼻腔炎になってしまってとのこと。

すでに耳鼻科受診済み。うつぶせでの施術後、たーーーーーくさん鼻水が出て、

久々にすっきりしました。とのことです。今回は上天柱を使ってみました。私の好きな

経穴です。

1)胃兪、腎兪、次髎 鍼してお灸

上天柱(3,思いっきり熱く)

2)右外関+鍼とミニ灸 足三里灸頭鍼、陰陵泉灸頭鍼

風池にお灸やっぱりしないなあと書きながら思いました。お灸を入れる場合だと、

上天柱など髪の毛のある部位を選びがちです。いかがでしょうかねえ。

 

関衝(SI1)と目の痛み

ときどき、お子さんの治療相談を受けます。

まあ、私はあまり子供の治療はしていません。基本は大人の治療が専門です。

それでも、案外頼まれてますねえ。

少し面白い症例があったので紹介しますね。

あるとしの、年末での出来事。

小学校1年生女児。主訴、目が痛いと本人がおっしゃります。おんなのこで

沢山お話ししてくれました。

視力が右0.8,左0.7 鼻も鼻淵が続くことがある。

(少し鼻声?)

皮膚がかさかさして全体に、産毛が濃い

とくに、上背部に太めの細絡が多い。

 

足三里、気海に鍉鍼。身柱ー命門に温灸。

目の奥が痛いというのは、この子のお母さんが当院来院時によくおっしゃっている愁訴。

おこさんご本人の目の奥が痛いというのが何をさしているのかは今ひとつ判然としません。

自宅での身柱、命門の温灸を指示。ふと関衝のバイオネックスを試してもらう。

子供だったので、1日おきぐらいに適当にと指示。

年明けに再度来院。

温灸はほとんどできなかったが、手のバイオネックスは子供自身がリクエスト

するので、適当にはっていた。目の奥の痛みを訴えなくなった。本人に聞いても

『目が痛くないの』と。体表観察状は変わらず産毛が多い。

上背部の細絡は減っている。鼻の調子もよいとのこと。

鍼灸同じく気海足三里に鍉鍼、身柱、命門は奥に冷えありなので同じく温灸。

強い訴えがなくなったということで、

また訴えが出たら来院するようにと指示にて終了。

素直な生き物は鍼の効きもよいですねえ(*^_^*)

 

背中の湿疹、お灸で手入れ

湿疹の経穴へのアプローチ(0999)

湿疹や皮膚疾患はなかなか難しいです。

30代後半の女性。

全体の治療方針は、腎虚を救い内湿を裁くこと。

つまり、土台の力(腎気)となる生命力を補って、内湿という湿気を裁いていきましょうという感じです。

そのなかで、特に、背中に大きな湿疹ができていました。

右脾兪と左胃兪のところに500円玉を二回り大きくした

ような湿疹。皮膚は乾いた感じ張った感じ、ぱっと見てわかるほど変色。

ご本人はずーっと以前からここがかゆくなるんですと。

湿疹そのものの部分は固く張っているのですけど、その外縁の下側(つまり

湿疹の円の下の外側)に陥凹ゆるみが、両方とも同じように出ているのです。

つまり右は胃兪、左は三焦兪が陥凹ゆるみとなっているようでした。

そしてまた、この陥凹緩みの部分は、湿疹にはなっていなくて、触れると生命力が弱り

底抜けている感じが伝わってきます。

そこで、湿疹には触らず、この弱っている部分となっている経穴に鍼とミニ灸。

自宅でもミニ灸をお願いしました。

一週間後、かゆくないんです~と。湿疹の大きさも小さくなっていました。

湿疹そのものは、局所の問題ではなく、全身の問題から考えるべきですが、なぜのその部位に出現するのかというところを考えていくと、場の弱りも問題となることがあるということです。

湿疹の部分は、痒みがあって気血が集まって症状を出している。

それを下側の経穴部分が生命力を提供して一生懸命支えようとしているけど、

支え切れていない。下側の経穴に生命力を補ってやることで、

上側の湿疹のある経穴の状態が一歩改善されたんだなという感じです。

症状を出している部分をどこから補ってあげるのか、背中だったので、形状的にも

考えやすいところも功を奏した感じですね。

 

EPSON MFP image

鍼灸osaka 巻頭言を書きました。

鍼灸osakaという鍼灸師向けの雑誌があります。
なかなか濃い、熱い雑誌で、私も過去に座談会に出席させていただいたことがあります。

その熱い雑誌の巻頭言を書かせていただきました。
うふふ

私の鍼灸臨床のベースにある「東洋医学で人を診る」観点。そして師である伴尚志先生と
立ち上げた一元流鍼灸術の勉強会を通じ学び実践している臨床についてお話しさせていただきました。

私は、自分自身が受けたい治療を自分の治療院でしています。つまり自分が一番の患者さんです(^^)
その私の治療院での臨床は、ベースに一元流鍼灸術という考え方があります。
ベーシックな東洋医学的な基本を押さえ、しっかりとお体を四診を通じて拝見し、
鍼灸に限ることなく、いろいろな方法を通じてアプローチさせていただく。
そんな日々が私の臨床です。

婦人科の問題で来院される方
メンタルの問題で来院される方
肩の痛みが辛い方
頭痛でお悩みの方
ダイエットをしっかりしたい方
アンチエイジングを目指ししっかりとした老後を送りたい方
自己免疫疾患で来院される方
難治性の疾患を管理したい方
気持ちよく日々を過ごしたい方

沢山の方々が私の「ビッグママ治療室」に訪れてくださることをとても
感謝しています。

いま、ここで皆さんをお迎えし、日々の臨床を通じ、気持ちよく日々を過ごすためのお体作りに
少しでも役立つよう、これからもしっかりと学び実践していきたいと思います。

平成31年4月9日(火)
ビッグママ治療室 院長 米山章子
Akiko yoneyama

耳つぼ、面白い使い方あれこれ。

耳にツボがあるということをご存じの方は多いのかと思います。

 

一番有名なのはダイエット。

まあ、よく考えると不思議なのですが、どこか身体の一カ所を刺激すると痩せちゃうってのは、凄くおかしいことだと思いませんか?。だいたい、生命にとって痩せるというのは、不自然なことであり、貯金で言えば貧乏になること。それがどっかを押すだけでおこってしまうのならば、それは病的な刺激ということになってしまいます。

 

基本的に、ダイエットというのは、不必要に出てしまっている食欲を裁くことで、いらない摂取カロリーを減らすということが手眼であると思います。また、排泄をしっかりしていらないもののため込みを減らすという意味もあるでしょう。

 

ただ、人間にとって、「いらないもの」なのか、生命力をため込んでいるのかということは解釈が難しいですよね。まあ、現代に生きる我々は、”不必要に多く食べる”ことが出来ていると言うことなのかと思います。その不必要が、ストレスなどの胃熱から出ている場合は胃熱をさばく、精神的なコントロールをするということは、「ストレス解消を胃袋で行ってしまう」という悪循環から抜け出す一歩なのかと思います。

 

さて、そういった大前提を考えながら、耳そのものの話しに。

 

耳には全身が投影されています。一番わかりやすくよく現れているポイントは、頭が下で、下腿部分がそのまま脊椎、そして上部に足があるといったあたりでしょうか?。この脊椎の頸椎から仙骨にかけての並びの配当は案外よく出来ています。

鬱滞系のストレス、腰痛、肩こり、頭痛などに効果的なのが耳の特徴でしょう。

 

”耳たぶあんま” というのも有名です。

これは反対側の手の拇指を使い、耳たぶをしっかりともみほぐすこと。

血行がよくなり、鬱滞が取れ、全身の気血の巡りをよくすることがあります。

お試しあれ。

 

耳つぼポイントとよく上げられるところを出しておきますね。

ダイエットは1−5の赤丸。これは反応を掴むインジケーターなどを使った方が性格に取穴できます。

花粉でもポイントをあげておきますね、ただし当院では首のポイントを使うことの方が

多いです。そっちのほうが効果的ですからねえ。どこの反応点を使うかはケースバイケース。

花粉症などは外邪ですので、外邪をさけることや、場合によっては内服薬を使いながらの方が

現実的であるケースも多いかと思います。

 

それにしても今年の花粉はすごいですね、ドカンって感じです。

ご注意あれ。

 

 

 

EPSON MFP image