東洋医学から見た人間観察」カテゴリーアーカイブ

仙骨の痛みを、手の甲で治療

仙骨の痛みを、非常にシンプルに治している動画をみました。

英語動画はなかなか聞き取りが難しいです。

 

Siジョイントって言っているのが、どうしてsi(太陽小腸経)と関係があるんだ???と謎に包まれていましたが、si jointって、仙骨(sacrum)と腸骨(llium)の関節なんですね。だからsiジョイントって言ってるんじゃなくて、slジョイントって言っているのかと#レアジョブの先生に指摘されて納得。

さて、本題。この動画は、左の仙腸関節の痛みを、右手の中手骨基節部(ですよね??)の一本の針でなおしていて、患者さんが首をひねるほど効果を上げているという感じ。これは仙骨という形状を、手の平という形状にホモログ(構造的な類似)を使った治療という感じかなと思います。

動画の視聴、楽しいです。

鍼灸osaka 巻頭言を書きました。

鍼灸osakaという鍼灸師向けの雑誌があります。
なかなか濃い、熱い雑誌で、私も過去に座談会に出席させていただいたことがあります。

その熱い雑誌の巻頭言を書かせていただきました。
うふふ

私の鍼灸臨床のベースにある「東洋医学で人を診る」観点。そして師である伴尚志先生と
立ち上げた一元流鍼灸術の勉強会を通じ学び実践している臨床についてお話しさせていただきました。

私は、自分自身が受けたい治療を自分の治療院でしています。つまり自分が一番の患者さんです(^^)
その私の治療院での臨床は、ベースに一元流鍼灸術という考え方があります。
ベーシックな東洋医学的な基本を押さえ、しっかりとお体を四診を通じて拝見し、
鍼灸に限ることなく、いろいろな方法を通じてアプローチさせていただく。
そんな日々が私の臨床です。

婦人科の問題で来院される方
メンタルの問題で来院される方
肩の痛みが辛い方
頭痛でお悩みの方
ダイエットをしっかりしたい方
アンチエイジングを目指ししっかりとした老後を送りたい方
自己免疫疾患で来院される方
難治性の疾患を管理したい方
気持ちよく日々を過ごしたい方

沢山の方々が私の「ビッグママ治療室」に訪れてくださることをとても
感謝しています。

いま、ここで皆さんをお迎えし、日々の臨床を通じ、気持ちよく日々を過ごすためのお体作りに
少しでも役立つよう、これからもしっかりと学び実践していきたいと思います。

平成31年4月9日(火)
ビッグママ治療室 院長 米山章子
Akiko yoneyama

心配は親の課題、だね(^^)

子供の治療 

さて、私は子供の治療は、独特な世界があるのでメインとはしていません。
ですので、こーーーっそりとして公表はしていないのですが、案外持ち込まれるご相談。
来てくださるということは神様が修行をせよということなのね、ありがたいことです(^^ゞ。

ところで、子供の治療でよくあるのは、子供は困っていないけど、お母さんが心配だからというもの。

まあ、確かに子供をしっかりと見守るのは親の役目。そのなかで気になることがあればフォローしてあげるのも
親の役目ではあります。でも、その状態でお子さんが本当に困っているのかは見極める必要あり!!

子供が困っていないけど、親としては不安心配。
そうなると、心配は親の課題だぞ!!ってことになります。

ご自身の課題を子供におっかぶせてはいけませんってのが私の思う原則。
だから、はじめに親御さんから受療目的は伺いますが、お困りごとは直接お子さんから候います。

さて、
先日は、ちゃんとしっかりしている小学校4年生。
お母さんのオーダーは「緊張して肩がこって喉が詰まっている感じ」

お子さんに候いました「治療受けたい?」「うん!!」。

それではどーぞどーぞで施術開始。
「何か困ってることある?」そうすると、ご機嫌良くきっぱりと「ないです!」。

おかあさんからみると、喉が詰まって肩がこって、緊張して見えるけど、子供は困ってないと。
そしたらもう会話はあれこれと楽しいことや面白いこと、ゲームのことをペラペラ話しながら、
するすると手の赴くままにやっていきます。

左右の手の甲をみて、右の手臨泣のつまりと、同側みぎ臨泣のつまりをとりちょいとクリクリ。
おへそをみて、上に引っ張られているのを確認。
上背部、背部とみて、緩み陥凹を取穴して軽く温灸してお休みタイム。
最後におへそを確認。軽く気海に温灸しておしまい。

上背部の細絡、おへその上向き、少陽経のつまりなどまあ確かに上焦の軽い鬱滞を中心とする気逆とそれを支える中焦下焦の弱さを調整して、ご自宅ではその中焦下焦の弱さに対してのアプローチをお願いしておきました。

0114)妊娠中、産後も続く子宮内膜症の痛み。弁証論治

子宮内膜症の症例が続きます。
子宮内膜症は、生理と共に悪化する疾患です。
そして、妊娠を早くすることで、子宮内膜症の進行も遅くなりますので
早い妊娠が臨まれますが、逆に子宮内膜症によって妊娠が成立しにくいという
状況も生まれ、なかなか難しい問題となることが多いです。

今回のケースは、卵巣嚢腫の手術もおこなわれ、
子宮筋腫の手術歴がある、
骨盤内臓器の癒着が高度な事例であり、
なかなか解決が難しい状況にありました。
10代からの手術歴ですから、ご本人にとって
長い婦人科疾患との戦いであったと思われます。

幸いなことに、ご本人の努力によって無事に
第一子の妊娠、出産につながりました。

しかしながら、妊娠中も痛みが強く、
出産後も再度痛みの出現があるという状況で、
子育てもお辛い様子でした。

出産後は、ご自身の生命力が落ちるために、どうしても
その方に取って一番のウイークポイントが出現しやすくなります。

抜本的な解決はなかなか難しい状況ですが、
温補補腎という、ゆっくりと温め、生命の土台の力(腎気)をつけていく
鍼灸治療によって、ご本人の辛さの軽減に役立ったようで何よりです。

症例概要→0114
詳しい症例→0114

「人生を応援、東洋医学で人を診る」 

「人生を応援、東洋医学で人を診る」 

私の治療院で一番の手眼をおいていることは、「診る」ことです。

ご自身でお感じになる不調は、「ご自身が感じうる不調」です。

痛みが中心になり、日々をあゆむことの困難がその中心課題だと思います。
これは、たとえば、身体的な問題であれば”肩が痛い”ということであったり、精神的な問題であれば、”気持ちが沈む、不安感がつよい”ということであったりもします。

病院へいったり、鍼灸や整体などの治療を受けに行くと、このご自身でお感じになる不調である「主訴」に対応した治療となるかと思います。

それはそれでよいとは思います、大事なことでもあります。

しかしながら、もう一歩引いて、この目の前の患者さんにとって、何が中心の課題なのか?どういったことがこの方の人生を応援していくことなのか?ということをいつも私は考えています。

肩の痛みであったのならば、まず整形外科を受診して、大きな疾患ではないかの除外診断をしていただいたり、コスパの良い保険診療で対応出来る範囲であるのならば、その方が良いのではないかと考えます。

また、不妊治療であれば、現時点で東洋医学的な課題を中心にすべきか、とりあえずまず西洋医学的な一般検査を優先すべきなのか、高度生殖医療に一刻も早く舵を切るべきかを第一に考えた上で進むべきだと思うのです。

ここで大切になるのが、「診る」ことなのです。

その方にとっての、優先順位を客観的な立場から診て、考える。
そのうえで、現代をいきる私たちがとりうる選択肢を考えて、前に進める。

このことを中心においた、あなたの人生に寄り添う場処でありたいと
願っています。