東洋医学から見た人間観察」カテゴリーアーカイブ

ドットをつなぐ・子どもを持つ持たない問題

子どもを持つ持たない問題

スティーブンジョブスの有名なスピーチ

 

この中に、コネクティングドットというのがあります。

何かを考えるときに、未来なんてわからない。

いま、自分が好きなこと、やりたいことをして、点を精一杯生きる

そしていつか振り返ると、その点がつながって、面白い未来になっていたと。

ジョブスは、大学を中退したあと、自由になって学んだフォントがのちのちのアップルコンピューターで花開いたという話しをしています。カリグラフィーフォントを学んでいたそのときは、ただただ興味深いものだった。将来にそれが役立つなんて思わなかったけど、後から振り返り、大学を中退したこと、カリグラフィーを学んだことはとってもよかったと振り返っているという話しです。

 

子どもを持つ持たない問題

子どもを持つ持たない問題を聞いていると、そんなところが重なります。

ときどき、ご夫婦の間で子どもを持つ持たない問題が一致しない方がいらっしゃります。

それはそれぞれの時間軸、価値を生きていれば当然生じてくることは理解出来ます。

子どもを持つ持たないのを、決めるのは荷が重すぎる

 

その上で、

夫婦としての今に、子どもをのぞむのか否か。

この問題は本来、「個人が決める」には大きすぎる問題です。

できれば、人生の流れの中で自然に訪れて、受け入れて、一緒に歩んでいけたらいいのかなと思います。

 

時間・年齢要因が女性にとってはとても厳しい

それでも決めなければならないとしたら、

子どもに関して女性には時間的な制約が多いという点は考慮したいですね。

一昔前は30才までに産み終えてなどという言葉がありました。

chatgpt先生に伺うと、最良の年代は20代前半、でも20代のウチは20%以上に妊娠率がアリ良好だと説明してくれています。

chatgpt先生のグラフから

 

 

 

 

30代をすぎるとガクッと妊娠率が落ちますね。

とにかく、年齢年齢・・・・・

だから、もし女性が子どもをのぞんでいるカップルの場合は

出来れば女性の意向を中心に考えてほしいなあって私は思ってしまいます。

 

人生の中の大きなドット

人生の中での大きな点。

そしてそのあとでは得ることの出来ない点

自分の子どもを得るというドットは、計り知れない大きさをもちます。もし、あなたのパートナーである女性がのぞんでいたとしたら、出来れば協力してあげてほしいなあなんて思います。

臍の温灸と血流 ☆血液凝固系タイプへのアプローチ

20241010

臍の温灸と血流

 

目次:
臍の温灸と血流
☆冷えと血流と暖めるということ
血流を・・といった言葉が意味するもの
冷えと血流、実践の中でわかってきたもの。
☆冷え改善方法(温熱の入れ方)
血液凝固系亢進タイプの冷え改善
☆棒灸の力強さ、すごさ
棒灸デメリット
箱灸がデメリットをカバー?
疏通理気に末端を使わないメリット
臍の温灸は中心を温めながら疏通理気を行うことができる??
臍の温灸を効かせるために
箱灸への期待

☆冷えと血流と暖めるということ

私は、いわゆる妊活困難事例の方を多くサポートしてきました。

その中で、血流ってのが一番ポイントだと痛感しています。

血流を・・といった言葉が意味するもの

血流を出し、子宮血流をつけ、子宮卵巣を温め養う。
血流というと、運動すればいいですか?というお返事を即答でいただくのですが、

運動で、手足を動かせば、動かした手足に血流が優先的に出ます。

時系列的に考えれば、手足が養われ、末端まで届き、全身が養われ、体力向上でOKですね。

でも、いま妊活でやりたい方は、この全身を温養していく中で子宮を養うのか(これが必要なタイプの方もいらっしゃります)、とにかく子宮血流をあげ、必要な場を温養補腎していくのか、考える必要があります。

冷えと血流、実践の中でわかってきたもの。

臨床、実践する中で、わかったのが、


1
)冷えに対する考え方(a:血液凝固系亢進タイプの冷えvs b:暖める力不足のタイプ)
2
)子宮血流に対する考え方。

1)に関して、気がついたきっかけは、4人同時に拝見して、外的要因は違うのに、足(足首から先の冷え)が一歩先取りタイプがいます。お腹は温かいのに、人による足先だけ温度差がすごい。

 このタイプを観察して、妊活とのすり合わせ(主に高度生殖医療)をした結果、不育症条件を満たさなくても不育症専門医(自費)を受診して貰うと、血液凝固系亢進の診断がつき、アスピリン、ヘパリンになります。

この流れを数多く経験して、体表観察を通じた、冷えと血液凝固系の(詰まり血栓リスクが高い)問題は私の臨床課題でもあります。

☆冷え改善方法(温熱の入れ方)

血液凝固系亢進タイプの冷え改善

血液凝固系亢進タイプの冷え改善には、動きを伴った血流改善が必要です。


冷えた場所を暖めるのではなく、動かして巡って暖かい(生きてる度)になるわけです。

このためには、動きをつける必要があり、その場を暖めるタイプのやり方(つまりカイロを貼る)なんてのは効かないです。

このための改善として、一番の道具としてきたのは、お臍を中心とする下腹ポイントへの棒灸です。

(実はもう一点、コレに組み合わせるのがよいのが、足の交代温冷浴です。話しが飛ぶのでここは省略。身体全体から見て血流の動きを出すという発想に合致します)

☆棒灸の力強さ、すごさ

妊活における鍼灸臨床を通じて、一番力強さを感じたのが、臍の棒灸です。

実践の詳細は略しますが、ご自身のセルフケアに組み入れていただき、困難事例を乗り切ったという方の症例を通じて、力強さを感じざる終えません。妊活を終えたあとでも、ここぞという一番に使っていただいているのかなと思います。

私の症例集の方々は、すべて棒灸を指導してあります。
https://bigmama-odawara.jp/category/woman/

棒灸デメリット

臍の棒灸のデメリットは、手間と技術です。
ただ、置けばよいタイプのお灸とは違って、ご自身の手で1点をあたため、押し込むという手間と技術。これはなかなかハードルが高いのですが、身につければ力強い技術です。

箱灸がデメリットをカバー?

そしてこのデメリットをかばーしてくれるのが、箱灸。置いておけばよいわけで、初めはどうなんだろ?と思っていましたが、案外手応えがいい。とくに、お臍をつかって温養することで、疏通理気出来る力がつきます。

まだ試行錯誤ですが、こんな感想がよくでます。

>ここ数週間、ゲップが笑っちゃうほど止まらずでしたが、臍灸のおかげか本日0回。ちょっと驚き。先生、凄いです。

臍灸で気滞が腸からガスになって出ていった感じです。

この、疏通タイプの感想がとてもよく伺う感想です。

当院では、背中からの治療(背部兪穴の温養、補脾補腎)をおこなってから、
このタイプの箱灸をいれています。

疏通理気に末端を使わないメリット

疏通理気(気を巡らせる)は、鍼灸治療で非常に力強い治療効果ですし、期待されるところです。

巡りが良くなるというのは、身体の一部で起こった渋滞、つまり頭が痛いとか、肩がつらい、足先が冷えるなどの訴えを、「疏通」ということでめぐらせるため、

非常に効果的に感じますし、治療目的としてもココがイチオシとなりやすい理由です。

通常、疏通理気を効かせたければ、末端の経穴などをつかいます。
末端を使う方が動かしやすいのです。

柔軟剤や洗剤などを大袋から小袋に入れ替えるときに、反対側に穴を開け空気が通るようにすると、中身が動きやすくすっと出てくると思います。あのイメージです。

ただ、そうやって末端穴を使うと、生命力の漏れ出しにも繋がります。

とくに、全身の器が小さい人の場合は、場の大きさを縮小、縮小としながら

バランスをとっていくということになり、逆に生命力が小さくなり、自力でのバランスがとりにくくなります。

だから、うーーーんと考えてしまうのです。

こうなるのだったら、生命力をあげるというほうに舵を切り、

多少の症状はさておき、全体の力を上げ、自力解決を願う方が、

長期目線ではメリットがあります。

臍の温灸は中心を温めながら疏通理気を行うことができる??

臍の温灸は、中心を温めながらも、疏通理気の力がでるという、一挙両得です。

私自身、まだ臨床では試行錯誤ですが、それなりに身体の力があり、気滞がつよく悪循環をおこすタイプには効果的ではないかと思います。

臍の温灸を効かせるために

臍の温灸を効かせるために、その前のお膳立てがいることは、美容針などをしてもわかることですね。つまり、単独だとどうかなーという感じです。

まあ試してみる価値はありますね。

箱灸への期待

箱灸が期待できるのは身体の力そのものはまああるのですが、とにかくガツッと緊張タイプで気が滞る(血流が滞る、めぐりにくい、身体の中に渋滞が起こりやすい)タイプです。

まあ鍼の理気と灸の温養の組み合わせという感じですね。

妊活においても、身体の力そのものが問題ではなく、

気の滞りで、スムーズに排卵、受精、着床が進まないというタイプはむきそうです。

ご自身に、「何が必要なのか」ということを、今ひとつ考えた上で、

血流というキーワードが出てきた方には、むく治療方法なのかなと期待しています。

結論

・臍の箱灸(棒灸)は、血流を出しながら、目的の部位を温養
・カイロはその場を暖める(冷えの外的要因から守るにはOK)だけど、養いにはならない。

以上、思ったところを書いてみました。

古くからある技術の、意味するところを考えるのって楽しい!

 

 

理論と実践の間で、認知行動療法への取り組み

CBTに取り組んでいます。

これは認知行動療法をなにやら面白くアレンジした方法ですが、
私にとっては、その『型』を理解し、実践し、『型』を身につけるよい場所だなあって思っています。
CBTトレーニングやってます

やってみる(行動)ことの大切さ

CBTでコメントを書いていると、自分の考え方の癖や特徴をしることができます。
これが、まあCBTの分けると広げるのトレーニングにつながり、
深まるコツにもなるわけです。

つまり、自分の考え方の成り立ちを知り、考えを深め、次の一手も編み出し、
生産性upっていうわけです。

ある程度調べたら、実践してみてから悩んでみよう

私は東洋医学の世界に身を置いています。
この世界にいると、勉強のための勉強のループにはまる方をいっぱいみてきました。

本当は、臨床をするための勉強なんだけど、
勉強だけがドンドン深掘りされて、理論が深くなる・・・
なんというか、理論だけで、他の方法を批判したり、理論だけでドヤ顔。

まあ、それはそれでいいと思うのですが(^_^;)、
私はやっぱり臨床のための勉強。
理論は実践のためにあり、実践と理論がフィードバックし合うこと。
ここに理論の真の立ち位置があると思っています。

理論はシンプルな道具であればいい。

 

実践を積み重ねる中で、理論はシンプルに道具として自分が使いこなせる範囲でいいのではなんて思ったりしています。

行動する勇気、一歩踏み出すことが出来ないとき、
その勇気の不足を、勉強が足りないからなんていわずに、
やってみての理論と実践のフィードバックによって、理論も
実践も深まるんじゃないかななんて思うのです(^^)

朝から演説しちゃいました(^_^;)
でもね、行動が大事。
その一歩を踏み出す勇気ってとても大事って思います(^^)

それでは<(_ _)>

言葉はどこからくるんだろう?

言葉はどこから来るんだろう?

私達はあたりまえに、日本語を使い、言葉を使い人とコミュニケーションしています。

☆東洋世界の言葉

東洋医学の世界にいると、言葉を使うときには用心深くなりますねえ。

たとえば、気という言葉。これ普通に使っちゃうんですが、どういう意味で使っているのかが結構大きな問題。

でもって、この世界にいる人同士でも、使っている前提が違うと全く違う意味合いで使っているのに、同じ言葉だったりするので不毛な(^_^;)論争が。

私がこう言った言葉を使うときに一番心がけるのは、場の設定。どんな場を設定して気という言葉をつかっているのかによって、

意味がちがってくるかなと思います。

気という言葉も、まるごとひとつの身体そのものをあらわし、気としているのか、そのまるごとひとつの身体を気血という動きとモノという観点から分けたときに見ている言葉としての気か、胃腸の力という側面で、胃を一つの存在(場の設定)でみたときの、胃気ということば。

ただし、この胃の気というのは、場の設定によって、胃の気という人間の生命力を感じてみるときの尺度にしてある場合もありますので、要注意です。

☆小さい子供が言葉を獲得するということ

さて、そんな言葉って難しいなあの世界に私はいるのですが、

目の前にいる、今度の7月で2才になる孫がまだ意味ある言葉を話さなくって

改めて『言葉』ってなんだろうと深く考えます。

子供の成長的には、一才半検診で意味ある言葉を2つ3ついうか?と言う項目が

クリアできてない(^_^;)ということで、娘は非常にあせっていますが、

私が観察するに、なんらかの問題があって言葉を話さないっていうよりは、彼にとってはまだ発語の必要性がないんじゃないかなという感じで眺めています。

孫ちゃんは、キュイキュイ語をあやつります。

夕飯を食べて椅子に座っているときに、あれこれとテーブルの大人用に盛り付けられた

皿を指差し、孫ちゃん『キュイキュイ〜』(そっちがほしい)。

大人『これなの?』

孫ちゃん『きゅいーん』(違う、それじゃない。)

大人『じゃあこっちのにんじん?』

孫ちゃん『きゅいきゅい』(そうそう)

大人『さっきから人参ばっかりじゃない、お肉も食べなさい』

孫ちゃん『きゅい〜〜ん』(やだやだ、人参がもっと食べたい)

ってな感じです。

早く、人間語を話せよおいってな感じですが、

孫ちゃんの師匠はうちの猫集団。

猫先生も私をじーっとみて

猫先生『にゃー』(おい、メシくれ!)となき。

私『はいはい、ご飯ね、まっててね』

猫先生ジー—と視線

私『ごめんごめん、すぐするから』

猫先生も、孫ちゃんも、彼らにとって、人間語はなくても、日々は過ごせます。

言葉が話せたら、本当に楽だし、世界が広がる。

言葉ってのは、いったいどこから降ってわいてくるのか。

☆言葉がわかっているのか、いないのか

言葉がわかっているか、わかっていないのかという判定に、

ジェスチャーを用いずに言葉だけを使ってみて様子をみてみるということを知りました。

そういえば、私達は小さい子に話しかけるとき、いつもジェスチャーをいれて

話していました。

『あっちにいこう』と、あっちを指差しながら語りかけたり、

『これどうぞ』といいながら、コレを手のひらにのせ、目の前に提示したり。

この使い方だと、言葉そのものが子供にはいらなくなり、言葉で理解しているのか

ジェスチャーで理解しているのかわかりません。

そこで、

『これをゴミ箱にいれて』とジェスチャー無しで言うと、

ちゃんとゴミ箱に捨ててくれました。

『これを洗濯機の前に置いてきて』もできたので、

どうも言葉も分かっていて、彼にとってはまだ『人の言葉』を自分で使うことが

必要の内談会なんだなと思いました。

☆環境と言語 沢山の言語に囲まれたフィリピンの人

私はフィリピンの人とのオンライン英会話をながらく続けています。

フィリピンには、国語としてのナショナルラングイッチ(タガログ)がありますが、

言語という意味合いを持つほどの違いがある地方語(ダイアレクト)があります。

そして教育を受けるには英語が必要です。

そんな環境にある彼ら。ときに、言語の専門家である人が先生だったりするので、

『もしあなたがご自身の子供に言葉を教えるときに、何を一番最初に教えますか?』

と聞くと、90%の人が、ダイアレクトを一番最初に教えるといいます、

10%いやもうちょっと低いかなが英語。

ナショナルラングイッチを最初に教えるというお返事は今までもらったことがありません(^_^;)。

このイメージ日本ではちょっとつかないですねえ。

で、これはなぜ?という先生との討論の中で、『言語は文化を表している』と言うことに

気がつきました。つまり、言葉は意味が通じる道具であり、文化も共有するという前提の道具なのだということです。

気という言葉が、なかなか曖昧なのは、この『文化的意味合い』が強いがために

共有することが難しいのかしらんなどとおもったりして。

孫ちゃんのキュイキュイ語は非常に面白いです。

いったい彼の頭の中で、どんな感じで、日本語とつながっていくのかは興味深いです。

桜の花びらがまっています。

世の中にたえて桜のなかりせば、春の心はのどけからまし。

いにしえの方々と言葉を共有し、桜を愛でることができる。

日本語の美しさと同じ言葉が長年使うことが許されている国にいることに感謝です。

冷え対策:冷えは動きをつけろ!

冷えについては、本当に世の中にいろいろな対策が溢れていますね。

私は長年にわたり、患者さんの『冷え』という訴えに対応してきました。

そして、タイプ別に3つあり、このことを踏まえて冷え対策をしていただきたいなと思っています。

 

 

人間には、ざくっとわけて3つのタイプがいらっしゃります。

それぞれにタイプが違います。

冷えにはおおきくわけて、三つの課題があります。 冷え

 

生命力の弱さの冷え

 

動きのにぶさの冷え :めぐり、うごく力が足りない、

温め、養う力があっても、巡らなければ、末端まで届きません。手足が冷たいのは緊張や、血流の動きの面での悪さが原因なのかも。

 

外因:外が寒い、地面が詰めたいなどの影響による冷え

 

冷え対策!

冷え対策その1 生命力の弱さ

生命力の弱さをおぎなうには、サプリや漢方なども有効でしょう。ただし、胃袋の力不足の場合は、経口摂取するモノの追加はで逆に生命力が落ちてしまうこともあります。この場合は、お灸のセルフケアです。

 

 

 


胃袋が弱いタイプには、この胃の六つ灸がききます。                             膈兪(BL17)、肝兪(BL18)、脾兪(BL20)。当院ではこのほかにその方の一番弱りを示している経穴へのセルフケアをお勧めしています。

 

冷え対策その2 動きの悪さ

 

 

 

 

 

動きの悪さです

動きが悪いということは、温める力があったとしても、なかったとしても、末端に届き、全体を巡ることができません。

巡らせるための努力が必要です。

緊張や、運動不足、瘀血、などさまざまな原因がありますが、イメージとしては昔のお風呂です。

交代温冷浴 末梢循環改善のために
1)40-42度ぐらいのお湯に膝下まで1-3分ほどつかります。
2)浴槽を出て、冷水を手や足に10秒ぐらいかけます。
3)1と2を3-4回ほど繰り返します。
4)暖かさを閉じ込めたい場合は、最後に冷水で終わりにします。

☆全身浴を行いながら、冷浴をおこなってもよいです。
☆半身浴、あるいは手足の末端のみをバケツなどのお湯と水につける交代温冷浴にしてもかまいません
☆水とお湯の温度差は30度ぐらいがよいとされていますが、冷水浴はあまり無理せずに徐々に身体をならしていきましょう。

 

冷え対策その3外因

 

生命力の弱さや、気血の巡りの悪さによって、温め養われていない部分となりやすいところである、皮膚表面や、手足などの末端は外側の影響を受けやすいですね。この場合は、その末端を外因から守る必要があります。

いわゆる、手袋をするとか、服を着るということですね。カイロなどの温度がでるものも、外因がキツいときはよいかと思います。ただし、温め養うのは、基本的にご自身の生命力でおこなうものです。あくまでも外因がきついときの防御として考えてください。

 

まとめ

 

冷えと、つめたさばかり考えがちですが、食べたものを滋養とし、全身に頒布することが究極の冷え対策です。

温め、養い気血はめぐります。
血流を意識した健やかな身体作りをしていきましょう(*^_^*)