不妊・妊娠と鍼灸」カテゴリーアーカイブ

決定版、妊娠レッスン!

放生先生の新しいご本が出版の運びとなりました。

赤ちゃんが欲しいと思ったときに、道は体外受精だけではない!と思う方々への力強い応援となるかと思います。放生先生の思いから価格もぐっと下がっています。是非手に取ってご覧くださいね。

以下、放生先生からのご紹介分です。

『決定版 妊娠レッスン』(新潮文庫)出版

11月28日、新潮文庫から、
『決定版 妊娠レッスン』が出版されました。

16年前に出版した『妊娠レッスン』 (主婦と生活社)は、
幸いなことに多くの読者に受け入れられ、
12刷、6万部のベストセラーとなりました。

『決定版 妊娠レッスン』は、『妊娠レッスン』の
リニューアルではなく、”リボーン(生まれ変わり)”です。

今回の本を執筆するにあたって、著者の私は、
多くの妊活経験者からいろいろなお話しをうかがいました。
そして今こそ、基礎体温表で妊娠を呼び込むという
『妊娠レッスン』への回帰が大切だと思いました。

妊活リテラシーはこの本一冊で十分です。
しなやかな妊娠を求めるすべてのカップルに贈ります。

『決定版「妊娠レッスン』Amazonへ
https://www.amazon.co.jp/dp/4101216169/

一源三岐の観点からー症例を通じての考察(0023)

「ステップアップして体外受精をするしか妊娠する方法はないんでしょうか?」

初診のときの一番のご質問でした。

妊娠しないという状況に対して、基本的にはステップアップが勧められると言うところだと思います。ただ、それだけが答えじゃないのも妊娠という不思議な出来事。

私は、命は立ち上る陽気だと考えています。
イメージとしてはドラゴンボールの燃えたところかな(^^ゞ。
年代がばれちゃいますねえ、古い古い。

こんな感じです→ドラゴンボール

臍下丹田を人の命の源として考えています。
女性であれば子宮がその位置するところです。
その位置から、生命が陽気となって立ち上る、これが衝脈です。
一源三岐といいますが、源が子宮であり臍下丹田です。そしてそこから衝脈を中心に
体表側を任脉、背骨側を督脉が立ち上ります。
命は立ち昇ります。

そしてこの立ち昇る命をしっかりとさせることが、次の世代を生む妊娠につながるといことです。

この症例が面白いところは、素体的には、二便睡眠とも以上がなく、問題はないのだけど、
化学流産が腎気の損傷をおこし、一源三岐の力がよわまったため、全体の気の巡りが悪くなり、
不妊状態が継続しているところです。

鍼灸でその悪循環をちょっと手入れしてあげることが、悪循環の輪からの脱出となりました。

症例解説:

症例
一源三岐の観点から肝鬱の強さが、脾胃、腎へ強く影響を与えるタイプである。

とくに、二便食欲などに脾胃への負担は出ていないのに、背部ユケツの脾兪、胃兪は抜け、足三里も亀裂があり、右の脾募がある。梅雨時季節の変わり目の体調の悪さも肝鬱から脾気への影響をうかがわせる。
これが衝脈、任脉の養いを少なくし、奇恒の腑である子宮への余力を注ぐことができにくくさせている可能性がある。

また、もともとの腎気の弱さも、子宮への支えの弱さとなっている可能性もある。
肝鬱をとき、衝脈を暢びやかにし、腎気を助け、子宮へと注ぐ力の増大を図りたい。

症例を通じ、学ぶことが出来、感謝ですm(__)m

妊活ラジオに、山下湘南夢クリニックの培養師さん登場!

こんな情報を山下湘南夢クリニックの方からいただきました。

こういったラジオ番組があるんですねえ、知らなかったです(^.^)
ラジオ好きの私としてはチェックチェックです。

そして高度生殖医療では重要な位置を占めながらもなかなかその存在がわかりにくい培養師さんからのお話が聞けるという情報です。楽しみですねえ。

私は、山下湘南夢クリニックを患者さんにお勧めする事が多いです。
非常にスムーズに高度生殖医療を進める技術、そして長くこの治療に携わり
圧倒的な症例数をもち本当に信頼できるという理由の他に、培養室の実力が高いというのもお薦めポイントです。

その山下湘南夢クリニックの培養師さんのお話が聞けるとなれば、もうぜひぜひですね。

#妊活 #ラジオ #山下湘南夢クリニック #高度生殖医療 #不妊治療 #ビッグママ治療室
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ラジオ出演のお知らせです。

高度生殖医療研究所室長の中田がFM西東京「妊活ラジオ~先端医療の気になるあれこれ~」に出演します。
胚培養士について、当院が開発した技術・製品についての内容となります。

放送 :9月2日(日)、9日(日) 
    9:40~
再放送:金曜日 22:00~

http://842fm.west-tokyo.co.jp/program/ninkatsu/

0008 悪循環に陥ったとき。そこから抜け出す温腎補養

アトピーは子供の頃から長くお付き合いというケースも多いですね。
この症例の方は、コントロールのために多くの薬を必要としてきましたが、
ご自身の様々な努力で切り抜けています
ご本人は何事もなかったかのように淡々とお話しなさいますが、
伺っていると、ただただ脱帽。

今回は、専門クリニックにて高度生殖医療を受けているけど、ホルモン剤などの影響で
体調が悪くなってしまい、妊娠どころではないという状況ということでした。

この悪循環をしっかりと抜けだし、無事に妊娠ー出産までこぎつけたのは本当に
ご本人の頭の下がるような努力のたまものです。

ご本人からのメールの一部です。胸が熱くなりました。

『思い切って体外受精に足を踏み入れたものの、良い結果が出せるのか?、そしていざ陽
性反応が出てからもうまく継続出来るのか?健康な赤ちゃんに育ってくれるのか?と常
に不安ばかりで、妊娠後も『私の妊娠は体外受精だから…』と劣等感のようなものを感
じながら過ごしていました。でも週に二回先生の所に通ったことは、体のお手入れをし
ていただく以上に精神的にとてもプラスになり、常に親身に時に厳しくご指導いただい
たおかげで、とても安定した妊娠期間とスムーズなお産が出来たのだと思います。 ま
た、大勢の、いろいろな週数の妊婦さんと毎日向き合っていらっしゃるにもかかわらず
、私の胎動をとても新鮮に喜んでくださったことはとっても嬉しく思い出に残っていま

。本当にお世話になり、どうもありがとうございました。』

さて、臨床としては、もう当たり前のように温腎補養。そして脾胃からいきます。
こざかしく考えるのではなく、シンプルに、丁寧に。
しっかりと
脾胃をまもり、暖め、養う鉄板治療です。

出産直前の治療も書き入れておきました。ぐっと下向きのベクトルを補い、スムーズな時間となるように配慮しました。まあ、これが効いたのも、ご本人のそれまでの養生のたまものです。お膳立てができて、そこに上手く乗って行ったという感じかな。

0007:合谷、列缺、三陰交、申脈、臨泣 女性の鉄板配穴

妊活歴:
27歳で結婚して3年、なかなか子供に恵まれません。夫の家族と同居し、親族からもあれこれいわれます。子供が出来ないことがストレスになり、体重も落ちました。

症例はこちら
子供が欲しいということで来院された30歳女性。

『早く孫の顔が見たい!』という体重が落ちちゃうほどの周囲からのストレスがあり、
悪循環に陥っていました。

またご主人も、妊活反対ではないけど、『今じゃなくてもいい』っていう感じでお尻が重い。

そんな方の、ストレスを払って体調を良くする鍼灸です。

基本的に腎虚肝鬱。つまりストレスによって(肝鬱)、土台の力(腎気)に
負担がかかり妊娠がしにくいという感じです。

ストレス対応に肺気を使い気を巡らせることと、申脈も狙い所となり冷えの入り込みによる
気の巡りの悪さ(風邪の内陥)もあった可能性がうかがわれます。陽蹻脈を動かすことで陽気を大きく発動させる結果ともなったと思います。

列缺ー三陰交ー申脈 これに臨泣や合谷を使って割りと大胆に動かしています。
列缺ってのは案外使いにくい経穴で、動きを出しにくいのですが、合谷と配することで肺気の動かす力をだしやすくしています。
まあ、合谷と配するときは時期を気をつけて。

合谷の補、三陰交の瀉は下すときの鉄板です。つまり妊娠とは真逆になります。これもまあ使い方。
1度オケツを動かし排出させ、その後に良い状態を持ってくる方がよいケース多々あります。
ただし、既に妊娠が成立していればこれは禁忌です。同じものでも毒にも薬にもなるってことですね。