ノラネコぐんだんパンこうじょう、の読書感想文(^^ゞ。

最近、孫が出来て、絵本を読む機会が増えています。

子どもの絵本の世界って、私達の思考についての基本となる問いかけをしてくれるのかなあと思っています。

幸福の王子なんて、納得できない〜と何度ガン見して読み返したことか!

なぜ納得できないのか、

こんなのありかな?と思いながら何度か考えていると、

その物語の根底にある、思想信条にたどりついたりして、

おもしろい〜と思っています。

さて、先日、来月3才になる孫に、図書館で読み聞かせしました。

『ノラネコぐんだん パンこうじょう』

これが、もう私的に、ええええええええ〜!と。

途中から冷静に読み聞かせる私はぶっ飛んで、なんやねんこれになりました。

お話は、パン工場をのぞき見していたネコ達が、パン作りって面白そう〜と思い、
夜中に忍び込み、パンを作り、焼きガマを爆発させてしまう。

翌日パンを売ってそのまま解散しようとしたら、ストップがかかり工場主と一緒に工場建て直してますのページで終わり。

ちょっと自分の自動思考を考えてみました。

☆自分の思考を分析してみよう!

1)パッと思ったこと。

忍び込んで工場を壊すなんて、子供にする話しとして適正とは思えない。

→抽象化:違法な行動の話しは、子どもには不適当

2)思った事への根拠

→忍び込んで、工場破壊は犯罪だ

3)パッと思ったことが、違うとしたら?

→現実的には、違法な行動の話を子どもにするのは不適当とはいえない

4)その理由は?

→現時点では、人気シリーズとして専門家が子ども向けに出版しているのだから
専門的な視点から必要性があるのだろう。

パッと自分では、これっておかしい!って思ったことですが、色々考えてみると

またまた面白さがでてきます。

このはっちゃけノラネコ軍団の大胆な行動が、子ども達にいろいろな可能性をみせ、

そのうえで、自分のやったことの後始末も、自分でつけるんだよっていう教えになっているのかな?

はっちゃけると楽しいぞっていう示唆かな。

集団で動くと楽しいぞっていうことかな。

いろいろな可能性がありますねえ。

絵本の世界って面白い!