子供の成長(生後120日)、子猫の成長

さてさて、小さな子供と暮らし始めて半年ほどたちました。

べびちゃんは4ヶ月をすぎ、もう少しで5ヶ月という所です。
子供が生まれる少し前に我が家にきた子猫のギルバルス。

ギルバルスは、人間のベビちゃんよりも、
人間よりも2ヶ月ぐらい早く生まれた子です、いま生後7ヶ月ぐらいだと思います。

この子はすでに睾丸もコリコリと大きくなり、生殖能力も備えてきました。
身体の大きさ的にはまだ大人猫の3分の2程度ですが、
生まれて半年ぐらいで身体としては人間で言えば15歳程度には
成熟しているということです。

それに比べて人間の成長はゆっくり。当然、”生きる”ために何をするにも大人の手が必要。

生後120日をすぎて、やっと首がすわり、寝返りができるといったかんじ。
よだれもでて離乳食を少しずつ始めましょうという段階です。

首が据わるというのはオモシロくて、うつ伏せにすると、ぐいーーっと
首を持ち上げます。督脈のラインが充実してきたんだなあと感じます。
またそれにあわせて目でしっかりとあれこれをみつめます。
まわりのものをみて目でおいかけたり、笑ったり。
音に反応したり、五感の発達と社会と繋がる意識の発達もみられますね。

またお風呂に入れていて、お腹側をみていると、いままで頭、体幹といった
感じだったのが、体幹に胸郭と腹部の違いもなんとなくでてきています。
よだれが多くなって、脾胃の成長を感じられると同時に、臓腑もそれなりに
発達してきた感じがあります。

体幹の成長に比して、手足もそれなりの充実は感じられますが、順番としては
これからという感じですね。指であれこれ掴んだり、指を自分で吸ったりと
指はだんだん巧緻性がでてきました。

ただし手の動きに比して足はまだまだ腰から下肢全体を持ち上げ寝返りをするようになり、
太もももむっちりと充実してきましたが、自分で思い道理に動けるように
なるにはもう少し先なのでしょう。また、まだ自分で縦になる(つまり座る、
立つ)という動作はまだできません。

子供の成長をみていると、東洋医学的な臓腑経絡の考え方の成り立ちをみているような
気がしてきます。頭を中心とする頭脳五感の成長。体幹を中心とする背骨、臓腑の成長。

分けて考えれば中心となる衝脈と背骨側をいく督脈、腹部側をいく任脈が
感じられ、体幹頭を中心とした一源三岐を中心とした成長が
まず優先しておこってくるのかなという印象をもちました。
そしてこのあとに続く手足末端の成長で、臓腑経絡が発達
充実してくるのかなと楽しみにしています。

子猫は身体能力が驚くほど高くて、びっくりします。
ちょっとした凹凸があれば人間の背丈以上の所にもひょいひょいあがります。
比較してみていくことが、とても楽しみです。

まだまだ子猫がリードです。生き物として人間の子供がおいつくのはいつになることやら。
オモシロいですねえ。

写真は、律子ばあちゃんからチャオチュールをもらう子猫のギルバルスと婆さん猫のツキミ。
三人は仲良しです。