半年の身体作りがもたらしてくれるものー不妊鍼灸治療

先日、ある方に

『確かに、早く、早くとあせる気持ちはよく分かります。でも半年ぐらい身体作りしていると、その間にぽろっと妊娠する人多いんですよ』

とお話ししました。

これは本当にそのとおりで、

体外受精などの治療をあせっている方で、時間要因に問題のない方には是非、

タイミングとあたりまえの不妊鍼灸治療!

を強くお勧めします。

症例も多くあるのでご覧ください。

体外受精、顕微授精をしても妊娠しない→自然妊娠へ

不妊治療って、原因が分かってた対処、ステップアップで対処が原則なのですが、

ご自身の身体作りをまずやってみることで、その原因があってもなくても。ステップアップで妊娠しなくても結果が出ることがおおくあるんですよね。

また、体外受精でなかなか前に進まない人にもこの半年というのはポイントとなりますねえ。

半年ぐらいの休憩期間に身体作りをすることで、1)それまでの薬剤の影響を排除。2)身体がかわり、卵の質がよくなる  ということが不妊治療を前に押し進めたという感じの方も多いです。

これはざくっとした卵胞発育の図です。

ゴナドドロピンという性腺刺激ホルモン(FSH LHなど)の影響を受けずに成長する段階が120日、その後ゆっくりとその感作性を受け、生理周期になるとぐっと強く影響を受け排卵までたどりつきます。

 

時にこの、生理三日目からだけを重視する方がいらっしゃります。

確かに、ここまでの段階でよい卵胞の発育になっていればそれでよいのかと思います。しかしながら、それまでの体外受精での採卵などが上手く行かないケースはその前の段階を大事にしていただきたいと思うのです。

目先にあせらず、

日々を楽しみながら、

よく寝て、日光をあび、日本人のための食事摂取基準を参考にした食事をとり

楽しく生活することで、案外あなたの妊娠は近くにあるのかもしれません。

私がいままで不妊治療に寄り添ってきた方々は、そういう事を踏まえても、かなり

課題山積みの困難事例の方々です。

それでも壁を崩し、前に進んでいくケースを多々経験しています。

どうぞ、お金、時間、ご自身の体力を使い切ってしまう前に、

ご相談くださいね、一緒に考えましょうね。