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晴れ時々占い② 論理と直感がわかる手の形

晴れ時々占い②(手の形)

東洋医学の四診をつかって、身体の物語を読み込む。
これが長年の臨床に携わる私のテーマ。

お身体を拝見して(望診)
お話しを伺って(問診、聞診)
お身体を診て(切診)

そのお身体の過去から今に至る状況を考え、未来への物語をイメージします。

さて、今日の手相
手の形のお話しです。

目は口ほどにものを言いといいますが、手も同じだと私は感じます。

手の表情はとても豊か。
そして頭の動きを如実にあらわします。

東洋医学的にも手には多くのツボがあります。
また私は特に手の甲側のツボを、身体全体をみながらその場所の滞りを取るポイントとして反応を見ながらつかいます。上焦つまり身体の上部の凝りや詰まりには劇的に効くこともあり驚きます。また全身の状態をスムーズに(気の昇降出入といいます)する観点でも多く使うツボが存在しています。

さてさて、今日は手の形のお話し。

先ず大前提に、手は表情がすごく豊かということここは押さえておきたいです。

長い手のひら:長い指(水)
長い手のひらに細長い指であれば感受性が豊かで芸術的。その繊細な動きには魅了されます。手が多くを語ってくれているようです。

長い手のひら:短い指(火)
直感力のある長い手のひらに、決断力のある短い指。感じ取ったことをそのままストレートに進めていく行動力を感じさせます。情熱のある手です。

四角い手のひら:短い指(土)
ぐっと握りしめた拳に底力を感じます。ぐっと踏ん張る力があり勤勉で堅実。実直に人生を歩む手です。そして案外と器用。実利的な動きをしっかりしてくれる手です。

四角い手のひら:長い指(風)
論理的な四角い手を土台にしながら、長い指は知的なアンテナが強く探究心が旺盛です。知的好奇心を満たしてくれる論理に敏感な手です。

手は左右で役割が違います。
左手は持って生まれた状態をあらわし、
右手はいまを生きていく状態をあらわすといわれます。


利き手が多い右手は、頭の状態そのものです。
いまを一緒に生きていく手と頭。
人間らしいですねえ。