相談員をしてきて。筋腫との付き合いに思う

先日、子宮筋腫のお悩みの方とあれこれお話しをしました。
保存的な付き合いになれという見通しがついているケースは
針灸治療も大きな助けになると思います(^^)

それはさておき、子宮筋腫患者の会で相談ボランティアをながらくしていました。
この会での立ち位置は、あくまでも『子宮筋腫の患者』だった自分が中心です。
会報に出した体験談があるので、自分の書き物用にまとめなおして仕上てもいいかなとは
思うのですが、なかなかこの筋腫との付き合いはやっかいな面もありますね。

筋腫を考えるときにやはり妊娠というのは、ひっかかる項目になります。

漠然と、妊娠という言葉に戸惑いを感じる方も多いのかな。
月経があるということは、身体は妊娠し、子供を産むということを
前提に動いています。

でも、自分の人生で ”今じゃない” ということを感じる方も多いでしょう。

不妊治療をどっぷりやっていると、もっと広い『啓蒙』がとても必要だと
痛感します。

筋腫は年齢要因で悪化する面もありますが、逆に閉経逃げ込みということも考えられます。

妊娠は年齢が高くなれば、妊娠しないこともある意味『自然の流れ』の
なかの出来事ともいえますし、閉経逃げ込みもそのなかにあります。

現代の日本人はそれを棚上げにしているようなところがありますね。

女性には、妊娠しやすい人と、妊娠しにくい人がいます。
この差は、何ら原因があるという状況ではなくても、大きいものがあります。

個人の人生の意味
社会の価値

こんなところから、問われる問題かもしれません。

子供をもつ、持たないといことは、人生の1番力がある時期である20代、30代に決めることになります。このときの価値観だけで決められる課題なのかとも感じますが、決めなければならないですね。

私は、とある子宮筋腫患者の会で相談のボランティアなどもしていましたが、
迷う人が多いんだなあと実感です。

迷い、迷い。それでも地球は回っている?のかな(^^)。