肉じゃがの過去は変えられない、未来は変えられる。美味しい肉じゃが食べようよ!

肉じゃがの過去は変えられない,でも未来の肉じゃがを美味しく作ることはできるのです。

「あら今日の肉じゃが、ちょっと辛いかも」

そう思ったら、原因を考えますね。
醤油が多かったのかな?
出汁の塩がききすぎてたのかなあ。
みりんが不足かな。

などなど。
でも、今食べている、目の前のこの「肉じゃが」の味を変えることは出来ません。

過去の原因を考えてみることはよいでしょう。
いまある肉じゃががどうしてこういう味か、
さまざまな要因に思いをはせ、次に作るときの参考にしていきます。

そして、いまある肉じゃがの、良い点も考えます。
ジャガイモが新じゃがでおいしいのかな?
肉がぴったりあってたかな。
人参の甘みが良い感じ

などなど、それも楽しい時間。

そしていくら考えても、いま、出来てしまって、目の前にある肉じゃがは変えられません。
いくら考えても、考えても、かわりません。

いま目の前の肉じゃがに多くの不満や納得の出来ないところがあれば、
どうしてだろう??なんでだろうと考えたくなりますね。
ても考えても、考えても、目の前の味はかわらないのです。

あなたの目的が美味しい肉じゃがを食べることならば、
いままでの経験をいかして、いま ”変わる” ことで未来はかわります。

いま、作ろうとしている肉じゃがに、
醤油が多かったのならば減らして、
組み合わせが悪かったのならば、変えて。
豚肉を牛肉にするのもよいかもなどと。

美味しい肉じゃがという未来に向かって
あれこれと工夫し、変化させることで、
未来の肉じゃがは変えられるのです。
考えても、考えても、過去の肉じゃがはかわりません。
でも、未来に美味しい肉じゃがを食べることはできるのです。

ある方のお話しです。

ご相談:
過去に父に厳しくされたので、それがトラウマになって
新しい仕事をすることができないんです。
父がそんな仕事なんて世間様に恥ずかしいとか、
女はもっと親や兄弟に尽くすべきだなどなど。
父がいっていたことを思い出して悲しい気分になってきてしまうのです。
金融関係で働いていて、内部試験に合格し、より一層会社では
仕事を求められていますが、家庭や親族の世話や面倒をみなくては
女としての仕事を果たしていないという父の言葉に
自分がどうしようもなく落ち込んでしまいます。

私からのお返事:
確かに、厳しいお父さまとの時間は辛かったですね。
そのなかでいろいろと頑張ってきた長い月日が、いま職場で認められ
より一層の飛躍の時期になっているのかと思います。
お父さんが仰った過去の言葉、確かに家庭を大事にするあなたの
支えにもなっていることは事実だと思います。
ただ、あなたの未来はいまあなたが決めることができるのです。
お父さんの呪縛に拘って仕事ができないということを選んでいるのも
いまのあなたです。

呪縛をいったん棚に上げて、
いま、あなたがしたいことを、あなたの望む未来に向かって
選択することができるのです。
充分つくしてきたあなたには、ご自身での未来を選ぶことが
許されています。

いま、ご自身で選ぶ未来。
未来は、今のあなたの選択、行動でかわります。
そして未来のあなたがみた過去の風景も変わって見えるかもしれませんよ。

勇気を出して未来の扉をあけましょう。