二人目不妊の成功の鍵はこんなに単純!
二人目め不妊で悩まれて来院される方多いです。
どうしても、なんで妊娠しないの??と悩み、不妊クリニックに受診すれば、『大きな問題はないが、妊娠しない期間がある程度あるので、体外受精をしてみましょう』という提案になると思います。
二人目不妊の悪循環
『なんども体外受精を繰り返し、良好胚を移植しましたが妊娠しません』
という方のなんと多いこと!
ここに二人目不妊の解決の鍵があります。つまり医療介入が必須ではないのです。
『なかなか妊娠しない』
↓
『病院にいく』
↓
『原因不明』
↓
『高度生殖医療を試してみましょう』
↓
繰り返す体外受精:妊娠しない
こうなるのはわかるのです。これしか提案できないと思います。つまり原因不明でも妊娠しない。さてどうするといったときに病院での提案はステップアップです。つまり高度生殖医療を試してみましょうという結論です。
二人目不妊:焦りのパターン3つ
1)早く妊娠したい、上の子との年があいてしまう。
2)一人は簡単に妊娠したから、医療介入すれば簡単に妊娠できるのでは?
3)こんなに強い医療介入すれば、私の不妊などたちまち解決するはず
こんな風に思って、どんどん高度生殖医療にお金を注ぎ込みます。しかしながら解決しない状況。どうしたらいいのでしょうか?。
私が長らくの経験から言える二人目不妊の解決方法をご紹介します。
二人目不妊:解決のたった一つの答え
『一人目のお子さんを妊娠したときの
気力、体力に回復させる』
これがたったひとつの解決する大きなのポイントです。ここを解決せずに多くの医療介入を用いても本当にお金が湯水のように流れていくだけです。
二人目不妊の解決:妊娠パターン3つ
二人目不妊の方は多くの場合、一人目と同じ方法で妊娠します。
・一人目が自然妊娠であれば自然妊娠。
・一人目が男性事由であれば人工授精などの介入 健康改善
・一人目が体外受精、顕微授精であれば体外受精顕微授精
となるケースがほとんどです。一人目の時以上に医療介入が必要なのは、なんらかの病因が加わった場合だけです。
一人目は順調に妊娠し、出産したのに、何らかの課題によって体力を低下させてしまったり、女子胞力という子宮の力を落としてしまったために、二人目不妊となてしまっているわけです。この場合は、高度生殖医療が必須ではなく、まずご自身の『体力回復』『女子胞力回復』が必要なことです。
二人目不妊で悩むあなたへのメッセージ
この体力、気力の回復は、お子さんがいるハードワークな状態であるとなかなか解決ができません。しかしながら、もしお金を不妊治療に投入しようと思っているのならば、このご自身の体力気力の回復にお金を使いましょう。時短家電、調理法のスピードアップ、託児を頼むなどなど、自分の体力気力を回復できるお手伝いアイテムは不妊治療だと思って使ってみましょう。体調があがると気持ちもあがって、前向きになります。体外受精の30万円一回分を自分の体力気力回復に使ってみよう!そんな発想で取り組んでみてください。
それでは、具体的なご相談にいきましょう→その2へ