その日暮らしの五臓、生活防衛資金の一源三岐①

人がいきるっていうのを、東洋医学ではごじょごじょと難しい単語を使いますが、

お金の流れで表現してみます。

 

日々が生きて行くには、フローのお金(自転車操業的お金)

人間が日々生きていくには、五臓の働きが必要です。

五臓のありよう

 

日々を生きて行くには、今日のお金が回ればOKです。

江戸っ子じゃ〜宵越しの金はもたねえ!とお金を使い切るのがかっちょいいってのありますよね。

食べて寝て、今日を生きるのには、今日の生きる分だけ食べて寝る。
これだけで充分だったりします。
なんとか、毎日が自転車商業的に回る感じです。

自転車操業(4臟)の日々と、生活防衛資金(腎)

 

投資の世界でよくいわれます。生活防衛資金を残して、投資せよと。

この生活防衛資金は五臓の中では腎です。腎は自転車操業の4臟を下支えする臓腑であり、

生活防衛資金です。

そしてこの、なんとか日々をやり過ごしていく発想に、投資的な発想が一源三岐の発想です。

つまり、五臓の働きの余力を貯金しておくようなスペースとして任脉、督脉、衝脉ほか全て合わせて奇経八脉があるのです。そしてこの投資が複利の効果をもち、生殖をにない、私達の日々のブレをカバーしてくれますし、いざというときの支えとなります。

 

日々を自転車操業的に生きるのが五臓のありよう。その上で生活防衛資金を貯めて、余力をもっていきるためのありようが奇経八脉です。

 

 

 

 

 

 

妊活にはこの余力、投資資金が大事なのです。

日々の自転車操業的な五臓の働きから余力を積み増しし生活防衛資金として腎気の支えを補強し、任督衝という投資によって余力の気血を注ぎ込む。そんな発想が余裕ある身体を作ります。

生活防衛資金がないのに、大きな資本が必要な状況(妊娠)になってしまうと

この、余力であるという発想をもつことが、子宮を中心とする女性の生理、生殖を考えるときのポイントです。

生活防衛資金、つまり生命力に余力があれば、スムーズに生殖のリズムを乗り越えられますが、余力がなければそもそも成り立たなかったり、余力のない中では、本体に大きく負担がかかり課題として残ってしまうことがあります。

余裕のない子宮

余力、生活防衛資金の積み増しの発想が必要なんです。
投資と一緒と考えていただければわかりやすいです。