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妊娠検査薬の陽性:『妖精でました』から。

あるとき、患者さんが、「ようせいがでました」と仰いました。

私、ぱっとはわからず、「ようせい?妖精??」と天然ボケモードに
突入。

次の瞬間はっとわれにかえり、
ええっ? ええっ~陽性ですかあ(^_^)と。

ほんとうに、私にはいままで木陰にかくれていた妖精が
するっと思いがけずやってきてくれたような気がしました。
妖精にあうために、森にやってきて、目的を忘れて、森での
遊びに心をゆるし、気持ちよくなってきたころ、
ふと、となりに妖精はちょこんとやってきてくれていた。
妖精との出会いって、そんな感じなのでしょうか。

追い求めていたときには会えないのに、ふと振り返ったところに。

ようせいは、忘れたころにやってくる(*^^*)
不思議です。

妊娠判定の陽性。
うれしいし、ありがたいし、どきどきだし、不安がいっぱい
妊判プラスから、胎嚢がみえて、心拍がみえて、10Wを越えたあたりまでは
なにがあってもおかしくない時期です。
大事に、大事にして、卵ちゃんがしっかりと子宮に根付いて胎盤を力強く
作ってくれるように、お祈りしましょう。

このケースで私が『陽性』という言葉にぱっと反応できなかったもう一つの理由がこの方の治療歴にあります。

30代前半であったので、人工授精での妊娠を願って、二つのクリニックでそれぞれ10回以上おこなっていました。やはり人工授精での妊娠はムズカシイのかなということで、この全周期初めての体外受精に挑戦するものの、卵が2つしか出てきませんでした。ドクターは体外受精は見送って今周期も人工授精にしようという提案があったので、そのまま人工授精をしてもらいましたとのこと。

もう20数回目の人工授精、患者さんも私も、『次はどうする?』モードで作戦会議をしてました。するとまさかの妖精の登場だったのです。

妖精にあうまで、長かったねえ。
がんばったねえ。
おめでとう、よかったね。

16回のAIH, IVF, ICSIを経ての自然妊娠ー出産 0023

体外受精で良好胚を何度も移植しても妊娠出来ないと、
途方にくれてしまうのではないかと思います。

この方も、30歳から34歳の現時点までの4年間にわたり、人工授精、体外受精などとステップアップなさり妊娠に挑戦され体外受精でも、胚盤胞が複数個できるなど、非常によい成績になっており、妊娠できないのが不思議と言われる状況になっています。

16回のAIH, IVF, ICSIを経ての自然妊娠ー出産

西洋医学的には、これらのステップアップの流れは時間的に無理があるものでもなく、
正しい選択だなと感じます。

しかしながら、お身体を拝見すると、なにより緊張が強いのです。
この緊張の強さは、どの治療を行おうとも、妊娠がしずらいだろうなあと思われます。
ドクターから、再度の体外受精か、腹腔鏡による治療を提案されているそうですが、どちらにせよこの身体の緊張感のままでは、よい結果に結びつくことが難しいだろうと想像されます。

こういったときには、一息ついてコーヒーブレイク。
そして、ご自身にとって何が必要なのかを、少し突き放して考える必要があると思います。

体表観察に基づいた東洋医学的な人間観察がとくに役に立つのはこういったケースです。

生活の無理があるのならばみなおしてみましょう。
足腰を使う生活を心がけ、少し肩の力を抜いて
気負わず身体を暢びやかにするようにしていきましょう。

また、体重について、自己イメージ的に「重い」と思っていらっしゃるケースが
多いです。この方も、155センチ45kgの体重ながら「重い」とおっしゃっていましたが、BMIが18.7で瘠せの部類です。BMIで20ぐらいを意識されるのがよいかなと思います。

肩の力を抜いて、Let’s start