『Chill out 落ち着こう!』 春のイライラとの付き合い方

春なのか、もともとなのか、イライラや気持ちの高ぶりをコントロール
出来なくて、困っている方多いですね。

まあ、誰でも、気持ちの浮き沈みはありますから、
どうやって自分という困ったちゃんと突き合うのかということだとは思います。

私自身も、自分をだましだまし、楽しくやってます。
患者さんでも、やはりこういった『自分と上手に付き合う』ということが
最大のテーマになっている方が多いです。
ま、楽しく、気持ちよく、明るい気分で日々を過ごしていけたら
いいですよねえ。

最近、YouTubeの動画で鍼灸の知見をひろげてみたり、
海外の先生方のテキストを、すこしーみています
英語がネックでそんなには広げられないけど、
動画には字幕があることを知り、がんばるぞっていう気持ちが
わいてきました(^^ゞ。

Chill out と言う言葉をみつけて、どういう意味かなと調べてみると、『落ち着かせること』と。
なんか、イメージわきますね。このChill はいろんな使われ方がするようです。
Chill doun も同じ感じ。そして Chill out 落ち着かせるですが、遊びに行くという
意味もあるようですねえ。同じなのにねえ。

Chill そのものには、寒気とか、ぶるぶるっとする悪寒という意味。これが
その落ち着きのなさをイメージするのでしょうか。

さて、この『落ち着かせる』のためにはどうするか。

上に蓄ってしまったイライラ、もじょもじょをまず動かします。
耳つぼや頭のツボ、首のツボなど、詰まりをちょっと調整。
そしてお腹か、腰を温めながら、下のツボにアプローチ。

スタンダードなところでは、足三里。また三陰交や足の甲、足の内側ライン。
他に、太もものツボのが上げられます。ツボの名前でいうと風市やその周り。

上の詰まりを緩めて全身に巡りやすくして、下に引くっていう発想。
Chill out 落ち着いて春を楽しめますように。

参考までにツボで書いときますね。
耳の神門
耳の肝、胃
頭、百会、神庭
足:風市、足三里、三陰交、公孫、太衝、臨泣、築賓などなど。

耳のツボはダイエットで有名ですが(^^ゞ、本来、もっと幅広いものです。
身体の上部にあるという場所の特性から、上の問題を動かすときに使いやすいという
特徴があります。

身体の一部を全体と見立てて使う場合は、本当にどこまで相似になっているのか、
その場の特性はどうなっているのかあたりを理解した上で、
その方自身に反応が現れているのかということが大事なポイントですよー。

アイキャッチ画像は、イライラとは無縁の柴犬カービイの写真にしました。
カービイはお空でも暢気にしてるかな(^^)