かかとのあかぎれ
かかとにぱっくりとしたあかぎれを作っている痛そうな足!
いやですよねえ。
むかーし鍼灸治療院で修行している頃、ある慢性消耗制疾患の方(ガンですね)の治療を担当していました。その男性が一番困っていることとは皮膚が非常にささくれて、どんどんぼろぼろになっていること。その中で踵のあかぎれは歩くときに痛いから困っちゃうよと笑っていられました。お身体は、病院での力強い治療は少しお休み。でも、日常生活は不自由なくくらせるし、ここにも通ってこれるからねという感じでした。踵が痛いのが困るんだよと。
拝見すると沢山のあかぎれ。
私は全身の皮膚の状態が悪いなかにおこっているアカギレですから、治療対象にしても治らないかなと思いました。それでも、せっせとアカギレのお灸実施。
すると治るんですよね(^^ゞ。1週間後にはちゃんとくっついているのです。ただし、そういった中でおこったアカギレですから、次の週までにはしっかりと別のところにアカギレが出来ていましたが。ご本人によると、やっぱりアカギレがくっついてくれると歩きやすいとのことでした。他の方法ではなかなか良くならないアカギレに対してこの治療はよかったんということですねえ。
方法:アカギレしているところに、お灸をして、燃えかすの灰をすりこみ紫雲膏を塗る
注:その後の夜の手入れや、ラップをかぶせるなどの手当てはなし。
この1回の処置で、たいていのぱっくり割れが治ります。
踵だけではなく、指先などのアカギレも結構良くなりますよ。
どうぞお試しあれ。
紫雲膏だけじゃちょっと弱いけど、これだけでもだいぶ違う!とおっしゃる方もいます。
線香もついているのですぐできます。
お灸の指導をおこなっていますので、ご希望の方はお申し込みくださいませ。