置き針をポチッで完了の花粉症対策もあります。

杉、ヒノキと花粉が舞っていますねえ。

松の花粉になると症状がきついとおっしゃる方もいらっしゃいます。

さてさて、花粉症のシーズン。
この地、小田原にはたーーくさん花粉が降っています。

このところ、電車に乗って東京にでかけるのですが、茅ヶ崎を過ぎたあたりでぐっと軽くなる感じがします。
そして東京は花粉が薄い!小田原に帰ってくると花粉増量でげっそり。あーあ。

よく花粉症に効くツボとか、対策などという話が出ますが、
私は基本的には、花粉になるべく接触しないという方に軍配をあげます。
花粉の飛散量が少なければ、個々の体質改善は非常によく効きます。

鍼灸続けていたおかげで花粉症楽になりましたなどという話もいただくことは実は多いですでも、じゃあ、飛散量が多いピークにまったくでなくなるかといえばそんなことは私には言えません。飛散量が少ない地域や少ない年には可能でしょうというのが現実的なところでしょう。

さて、そうはいうものの、案外効く花粉対策もあります。

お薦めの1番は内科を受診

まずお薦めナンバーワンはちゃんとかかりつけの内科の先生に相談すること!
副鼻腔炎や目の状態がひどければ眼科や耳鼻科という選択もやはり必要ですが、
その手前の状況は内科受診が一番ではないかと思うんですよね。内科で相談すると
飲み薬、目薬、点鼻など幅広く相談に載ってもらえるケースが多く、沢山の通院で
ヘトヘトになっていた方など、よかったーと仰ることが多々です。
内科でフォローできない部分を耳鼻科、眼科受診の順番ではと。

お薦めの二番はドラッグストアにあります

次にはこれ。
ドラッグストアにあります。花粉症をブロックするという薬剤。

資生堂薬品 イハダアレルスクリーンジェルクールN イオンの透明マスク 鼻・目のまわり用 花粉

はじめはドラッグストアでみつけました。スプレータイプを使ってみたのですが、なんとなくいまひとつ。そこで、このジェルタイプを使ってみたらよい感じです。こまめにつけ直すのがポイント。花粉を吸い込んだり付着させて症状がでたのを対処するよりも、マスク的な発想で花粉をブロックする方が効果的ですねえ。

お薦めの三番 花粉症の置き針

最後に、治療院でよく使っている面白いツボをご紹介します。
まあ、ツボ選び、実際には首の緊張などをみてつけているのであくまでも参考までというところですが、『首の置き針をしておくと、鼻が楽です』というお声はよくいただきますので、一定の効果はあるのかなと思います。ただし、目にはあまり効きませんねえ。

それは全知というツボです。

東洋学術出版社:鍼灸経穴辞典にあります。

主治は頸神経痛、全身神経痛、リウマチ性疾患、頸部筋肉痙攣、関節炎、片麻痺。
こうならんでいますが、私自身はこれらの症状で使うことはほとんどありません。小さな置き針を皮膚表面にはります。これは身体の上部に滞った気の流れを整えるという感じになります。
ツボはこちら。

首の真横で硬いところにポチです。

 

このツボはあまり有名ではないらしく、ググるとガンダムの全知全能関係がだかだかでてきます。

ツボのネーミングは面白いですねえ。

それでは!
花粉の季節、早く終わりますように。